見出し画像

もしもインドさえ知らなければ

この時、ブルガリアへ行きたいと考えていた理由は

ブルガリアのブルガスという街に

ピンク色に輝く湖があると聞いたからです

Burgas saltworks
https://maps.app.goo.gl/UGdzRDM3wxcDnineA

しかし得た情報によりますと

「今は閉鎖されている」ような…

「行っても湖を見られないのかも…」

そう気付いたわたくしたちは

当初の予定を全て解体するつもりで

翌朝、イスタンブールメインのオトガル(長距離バスターミナル)へ向かいます


…このバスターミナルなのですが

「オンベジテンムズシェヒットレルオトガル」という長い名前を覚えて立ち向かったにも関わらず

帰りに戻る時、ほとんどの人が

「エセンレル」と簡単に場所の名前で読んでいることに気付くのでした

何の為に覚えたのか?だ

画像1

インドあるある:

バスターミナルに着くと沢山の男性に囲まれます

「何処へ行くんだ?何処に行きたい?」

もうこのパターンに飽きてしまいましてよ

行きたい先を告げると謎のデスクに放り込まれ

「僕の知り合いの旅行代理店だ。ナイスなツアーを組んでくれるぜ!」

と数万円ふんだくられるショートツアーです


暫く無視をしておりましたが

バス会社を探すのも大変です

まぁ首都の街なら1度くらい行ってみたいと判断しまして

「アンカラに行ってみるか。。。」と会話しますと

男性「アンカラか!俺が案内してやるよ!さぁ、こっちだ!」

予定通り店舗の一角に連れ込まれます


…その一角の店舗とは

トルコの主要バス会社METROでした

カウンターのお姉さん

「アンカラ行きのバスは1時間後よ。

チケットの値段はこれよ。」


おいくらか忘れましたが

通常の価格にございました

すぐさま店から出て

「監禁しねぇじゃねーか!

ぼったくりでもねーのかよ」

と呟いておりますと

先程の男性が現れます


「METRO、ダメだったか?

じゃあこっちに行ってみような。」

結局わたくしたちは次に案内されたバス会社にて

METROバスよりも

安い金額のチケットを手に入れるのでございました

画像2Ulnal? 

何という会社のバスだったのでしょう

画像3

バスの出発時刻までは

付近のカフェでチャイを飲んで待ちました

とてもゆったりと時間が流れます

イスタンブールからアンカラまで

バスで約6時30分

きっと到着は夕方過ぎでしょう


バス会社付近の男性

「首都の街を楽しんでな。」

画像4

バス車内では

お茶とオヤツの提供もございました

WiFiもございます


何だかな…

わたくしたちが一度もインドへ行ったことの無い身で

トルコに足を踏み入れていたなら

もっと他人様の親切を「ありがとう」と受け入れることが出来たのでしょうか

或いは、如何にも親切そうな人に騙されたりしていたのでしょうか

複雑な気持ちを抱えたまま

更にわたくしたちを抱えた、何て読むか分からんバスは

トルコの首都、アンカラへと向かいます


















































あとあと考えますと

この後も何度も長距離バスに乗りましたが

このバス会社はとてもサービスが良かったように思います


サポートして頂けたら、費用を次の旅費とさせて頂きます。旅の様子はnoteにてお知らせして参ります。仲良くしてくださいね。