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THINK BIG CAMPの振り返り 〜後編〜

あまりにも長編作になってしまったので、前編と後編に分けました。
前編のリンクこちらです。
THINK BIG CAMPコンテンツの1つ目であるアジェンダワークについてまとめています。ぜひ、ご一読下さい!
THINK BIG CAMP(MAKERS UNIVERSITY u-18)とは、NPO法人ETIC.が運営している、MAKERS UNIVERSITY の兄弟プログラムです。
「全校生徒、革命児。」と掲げ、次世代の起業家・イノベーターを育成する学校です。熱を持ったU-18世代が、高校生の枠を突破らい、共に挑み、共に学び、大きく一歩を踏み出す場です。

アジェンダワークをやりきり、これからはTHINK BIG CAMPの2つ目のコンテンツである、自分自身や事業・プロジェクトと向き合い、起業家の方たちと対話をします。

ブラッシュアップ|伴走メンターと1on1 (3/23.24)

伴走メンターの空き時間がわかるようにしてあり、自分からアポを取っていきます。

1人目は、伴走メンターだけど、集っている高校生よりも、誰よりも熱く勢いがあり、役割や立場を超えて熱くなれるところがいいなと思い、1on1をお願いしました。
やりたいことがこれもあれも状態の私でしたが、収束させ、次の行動に移せる状態にできました。
そして、自分でもどんな理想を掲げているのかぼんやりとしかなくて、動きが鈍くなっていました。分かっていることから、泥臭く行動していくことの積み重ねでしかないと改めて思いました。

2人目は、アジェンダワークでお世話になった方にお願いしました。
目の前の方向性がはっきりしてきたので、実現に向けて具体的な相談をしました。わかりやすく知識がまとまっている本の紹介や、ご自身の経験をもとにぶち当たる壁を教えてくれました。
アジェンダワークの時から、話を聞いてもらい、私の人柄も少し伝わっているからこそのアドバイスで、私と向き合ってくれていると感じ、嬉しかったです。特に、相手のことをあまり知らない人に対して関わる時、相手のこととを知ろうとする姿勢をもっと大切にしたいと思いました。

特別コンテンツ|All fusion session (3/23)

今後のアクションを加速させるための出会いを生み出すための場です。たくさんのMAKERS生と繋がることができました。
伝えたいことはたくさんあるけど、焦点を絞り、端的にシンプルに伝えることが前よりもできるようになってきたと実感し、嬉しかったです。

特別コンテンツ|ダイアログセッション (3/25)

起業家のゲストの方と、公開メンタリングや対話ができる時間です。
◎株式会社へラルボニー  松田崇弥さん
知的障害のある方が、作家(アーティスト)になり、プロダクト販売や、ライセンスビジネスをされています。
松田さんの話の中で「障害者でもできる」ではなく、敢えて「障害者だからこそできる」と価値転換し売り出しているという話が、1番心に残っています。

◎株式会社リバネス 丸幸弘さん
大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合わせて、新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、200以上のプロジェクトを進行されています。
「考える癖をつける、考え続ける、考えが着地する(腑に落ちる)、すると地に足がつき行動が起きる」考えが着地する前に、慌てて行動すると、無駄な動きが出て、ふわふわしてしまうから、考えついて行動に起こす。本質を捉らえる丸さんらしい言葉でした。
そして、私の事業に対しては、収益化の必要性を問うて頂き、長期的な目線の大切さを伝えて下さいました。

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プログラム|オンライン合宿 (3/26~28)

まずは、先日に引き続き、3人目のダイアログセッションがありました。
Community Nurse Company 矢田明子さん
心と身体の健康を願って活動している人が暮らしの身近なところへいて、繋がりを育むことで健康な毎日を作っていくということをされています。
矢田さんは、目的を揺るがさず、追求し続ける方だと思いました。ちょうど目的に立ち返っていたタイミングだったので、受け取ることがたくさんありました。
また、「自分の願いは相変わらずあるが、その願いにそぐわない人と出会っても許す力が必要」と言われていました。私は、自分の経験をもとに、他の人にも当てはめて考えている時があるので、いろんな考えを持っている人がいるというマインドセットをしていきたいと思います。

続いては、改めて、創りたい未来や事業・プロジェクトとじっくり向き合う時間が設けられました。
思うままに書き出したり、考えがまとまると「本当にそうか?」と自問自答したりしました。整理していくうちに、どんどん動きたくなってきました。

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普段コミュニケーションツールとして使っているslack上で、みんなシェアし、コメントし合いました。みんなの今の想いがぎゅっと詰まったチャンネルになって、ほっこりしていました。

そして、みんな同士で相互メンタリングのように1on1をしました。
まだ話してない人や、分野が全く違う人と話し、仲間作りもプロジェクトを前に進めることもできました。


この合宿の2日目は、日本を代表とする起業家の方と対話の時間から始まりました。
佐俣アンリさんの関わり方を見ながら、惚れ惚れしていました。アンリさんのサイト「投資家は、未来へのヒッチハイカーだ」に書かれていることを、そのまま体現されているように感じました。

私は、家入一真さんと対話するチャンスを得ました。貴重な10分間をどう使うと1番良いのか直前まで考えながら、緊張とワクワクが入り混じった気持ちでした。
本当にあっという間でした。私のやってみたいことについて聞いてもらうことと、収益化についての家入さんの考えを聞くことができました。そして、家入さんも2年前に問いを投げかけるサービスをされていたみたいで、驚きました。
結果、奨学金はもらえず残念ではありますが、今すぐ動き出したい気持ちは変わず燃えています🔥

他の奨学金を提供して下さる起業家の方の特に印象に残ったことが2つあります。
まだ何者でもない
だんだんと軸が見えてきても、その軸もdot(点)でしかない。あまり固執しすぎず、新たなdotを見つけるスタンスも大切にしたいな思いました。
自分の心を守る
 情報が身近に手に入る現代だからこそ、振り回される、流される、変に比較してしまうなど、影響を受けすぎず、自分自身の気持ちが大切だと肝に命じたいと思います。

アジェンダチームで振り返り会 (4/2)

アジェンダチームのメンバーで、相互にそれぞれのGoodとMoreを伝えることになりました。
◎みんなが伝えてくれた私のGood
・本質的に物事を考える
・笑顔、嫌な気持ちにさせない
・感情や感覚にアクセスするのがうまい

自分の良いところを伝えてくれた時、いつもは「そんなことない」と心の中で思ってしまいます。ですが今回は、「得意と思っても良いのかも」と思うことができました。はっきりとは分かりませんが、志高く行動を起こしている仲間で、ものすごくリスペクトしているし、同じ土俵に立っている感覚があるこのメンバーだからなのかと思います。
そして、もう何を信じたらいいかわからないとぐちゃぐちゃになった時は、自分の感覚を大切にしたいと思いました。

◎みんなが伝えてくれたMore
・どう思っているかわからない時があった
・問いはタイミングが大事、停滞につながることの懸念

まとまっていない状態で伝えると、何を言っているか自分でもわからなくなる時があるので、基本的に今は、ある程度考えて伝えるように心がけています。これからは、普段の思考のプロセスを理解し、考えるサイクルをもっと早くすることと、わかりやすく伝えることに力を入れたいと思っています。

◎チームメンバーのGood
・常に学びとる姿勢、自分ごと化
・臆することない行動力
・核心付いていることを伝えるときの迫力 
超リスペクトできる仲間ができました。

THINK BIG CAMPを終えて

どんどん等身大になれた
最初は周りと比べて、ちっぽけに感じているのに、背伸びを頑張っちゃたりしていました。
まず、アジェンダワークのチーム内で自分らしく取り組めました。
そして、「高校を卒業したため、やりたいことでお金を稼ぎたい…」「社会のためになるように…」のように、歳を重ねるごとに、意味や価値を求めてしまっていたことに、気づきました。自分のビジョンに対して真っ直ぐな気持ちでいたい、お金や社会的意義は二の次だ、と自分のコアが引き算によってくっきりした瞬間があり、等身大の自分で、起業家の方とも仲間のみんなとも関われるようになったと思います。

ようこそMAKERSへ
これからは、ここで集った仲間が、それぞれの場所で考動を繰り返していきます。みんなのビジョンに向かっていくプロセスを身近に知ることができて、とても嬉しく思います。
7期生のみんな、MAKERS生のみなさん、これからもよろしくお願いします🌱


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