春のうた

清原 ありさ

3月になって投稿したツイート。

高校時代のことを全部思い出しちゃうな〜なんて言ってるけど、もう、思い出すなんてもんじゃない。思い出が襲いかかってくるって感じ。

このMVで出てくる景色が高校の時の実際の通学路だったり、本当にお昼ご飯を友達とワイワイ食べていた公園だったりするので、曲を聴くだけでなく映像をみていても自分の高校時代がよみがえってしまう。

すごく何かに怒っていて学校行きたくなくてサボって食べた天ぷらざるそばの味とか。(怒ってたのでちょっと豪華)
それを食べている時に迎えに来てくれた友達のこととか。(今でも天ぷらざるそば食べるたびニコニコしちゃう)
帰り道ゲリラ豪雨に打たれて何もかもびしょ濡れになったけど楽しかったこととか。
やってたバイトが授業終わってから10分後の電車に乗らないと間に合わないので毎日駅まで全力疾走して帰ってたこととか。
図書室って静かにしないとやのに笑いすぎてもうほんまにあかんかったこととか。
寄り道したマクドナルドの壁に謎のボタンがあって、押してみたら何故かファミマの入店音が鳴って、店員さんにめっちゃ怒られたこととか。(どんなエピソードやねん)


サクラウタという曲は卒業して離れてしまう2人のことを歌ってるんやけど、これは本当に私が卒業したら大切な友達と遠く離れてしまうことがわかっていた気持ちと、実際に離れたあとの気持ちで書いたから、今でも聴いてると凄〜くすご〜〜ぅく感傷的になる。もちろん歌っていても。ぎゅうぅぅっっとなる。

10代の時はこれから大人になるなんて想像できなくて、そんで、この青春よりもこの先に楽しいことなんてあるんか？っていう不安のようなものがずっとあったんやけど、でも今なんとなく大人になって青春時代とはまた違う面白さを感じていて、何なら昔よりもっと楽しいし、いやぁ〜人生ってすごいと思うな。ラスト20代バンザイって感じやもの。いま。

私の今の性格は高校3年間にかたどられたものやから、あの時がなかったら全く違う人間やったかもと思うとよりいっそうすごい。

よく「良い言葉より悪い言葉の方がずっと残ってしまう」みたいなことを言いますが、私は何かね、良い言葉の方がずっと残るタイプなんです。
それもきっとずっと友達とかが悪い言葉を上回るほどの良い言葉をくれてたからやと思ってて。
ダメな時、もう本当にどうしようもない時に話してくれた言葉たちに本当に感謝していて、私も誰かにそういう言葉を渡せる人間になろう！！って思ったのが高校生の時です。
そういう人間に少しでも近づけてたらいいな。


「きらきら光れ 思い出よりも 君の明日がその先がもっと輝くように」って卒業する時に思ったままのことを書いた歌詞はさ、今になってわかるけど、たぶん友達も同じことを私に思ってくれてたんでしょう。

毎年春のたびに自分で作った歌を聴いて、友達のこと思い出して、何してんの？？？？と思います？？？？花粉症みたいによぉ〜とね？？
思いますね？？？？
私も思います！！！

でも、手放しでは思い出せないことも写真があると思い出せるみたいに、私にとっては曲作りがその瞬間を残すひとつの手段でもあって。
もちろん曲は聴いた人のものなので解釈はすべて自由なんやけど、何となくたまにはご本人登場の私視点のこういうことも書きたくなってこのようなブログになりました。

まあ、なんか…とりあえず…、
サクラウタ、よかったら聴いてね！
季節なのでね。。
夏のスイカ　秋の焼き芋　冬のこたつのように。。

あーあ、こんなこと言ってたら友達に会いたくなっちゃったので連絡しよっと！！！

じゃ

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