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突然の事にびっくりしたけど誤飲ではなく嬉しい成長だった話

つい先日の話です。
息子が、また一歩お兄ちゃんになりました。


私が夕飯の支度をしていたら、息子が口をうっすら開けて、何やら口元に小さいものを持ってきて挙動不審な動きをしていました。

初コミック 歯 20210423完成

なんと、息子、初めて歯が抜けたのでした‼

息子は自閉症と知的障害があり、その特性として、何でも口に入れる癖があります。
ですから私は、6年以上もの息子との生活の中で、「息子の口元に何か小さいものがある=誤飲=危険!!」という防衛本能が染みついているのです。

もはや反射的に、「何食べようとしてるんじゃい!!」と秒で走り寄った私でしたが、息子の口元にあったものは、まさかの体内に入るものではなく出たものでした。
息子は「何やらとんでもないことをしてしまった……」という戸惑いでソワソワ感が半端なかったのですが、「おめでとう!おめでとう!」とほめていたら「良いことだったっぽい?」と理解したようです。

言われてみれば確かに6歳って、乳歯が抜けて永久歯に生え変わっていく時期なんですよね。
いつまでも小さい赤ちゃん感が抜けなくて、全然ピンときていませんでした。

息子に初めて歯が生えた時のことが思い起こされます。
あの時の歯が、抜けたんだなぁ……。

あの歯が生えた時は、まさか息子に障害があるなんて思わず、ただ単純に成長を喜んでいたんですよね。
懐かしすぎて思い出すと泣ける‥‥‥いや、泣きませんけど。

息子にたくさんおいしいものをたべさせてくれた歯、ありがとう‼

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