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我が家では、夫婦の分担はこう決まります

【Day 4】

ミハヤは元気になっているが、まだ継続的な投薬の必要がある。

吸入薬は3時間おきの投与を指示されているため、昨夜は深夜1時と4時に起きている必要があった。

さて、この投薬を妻とどう分担するかを考えなくてはならない。

アッコは明日から仕事が始まるから、4時に起きるのは辛かろう。だから4時については僕が快く引き受けて、1時をアッコが……

「夜中は両方ともおとうの係ね」

……( ゚д゚)

「よろしく、おやすみ〜」

……はい。

秒で分担が決まった。いや、分けてないので分担ではない。

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真夜中の投薬は、久しぶりに新生児に対する授乳の辛さを思い出した。

約10年前には育休を満期で取得し、シンガポールで夜泣きするミノリにミルクを与えていたものである。

ミハヤは夜泣きしないため、自分で目覚ましをセットして起きなくてはならない分、むしろ難易度は高い。

案の定、1時も4時も、なんなら7時も寝坊し、1時は2時に、4時は5時に、7時は7時半になった。

さて、吸入薬は日本で処方されるものとそれほど変わらないのだが、カルチャーショックを受けたのが、抗生剤の処方のされ方だ。

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液体の薬剤を注射器に注入して、そのまま渡されている。豪快すぎる。液体の薬を処方されることはあるが、こんな渡され方は日本では見たことがない。

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午前中、コールズにトイレットペーパーとティッシュを買いに出かけたのだが、もはや当然のように売り切れだった。

物資に乏しい我が家では、とうとうアッコが「鼻は手でかむように」と、“手鼻要請”を出した。しかし強制力はないため、政府の言うことを聞かない小さな市民はティッシュを次から次へとバンバン使い、あっという間にティッシュ切れを起こしている。

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