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【醸造記録】MIPA ボトリング

前回の醸造記録翌日に比重を計ると、0.001ポイント下がって1.015となっていた。

ゆっくりジワジワと比重が下がり続けるのは、ラガーイーストを使用しているためだろうか。さらに2日ほどおいて昨日の比重は変わらず1.015。そこで本日ボトリングの運びとなった。

ホップの煮込みを短めにしたせいか、若ビールの時点では狙い通り苦味もマイルド、ボディもしっかりしており、メロウIPAを名乗るのに相応しい感じだ。しかしABVのポテンシャルは8.01%、可愛い顔してキケンなヤツ、ということだ。

今回のボトリングは、365 Brewingの新人ブルワー(三女)がかなり良い働きを見せてくれ、ボトルの洗浄からボトリング、そしてタンクの洗浄まで積極的にこなしてくれた。やはりビールに自分のニックネームを冠されているからか、ヤル気が違う。将来有望だ(単に洗剤のアワアワで遊びたかった説アリ)。

今回は19リットル仕込みなため、740mlボトルを25本用意したが、ホップをそのままブチ込む「Dump method」で仕込んだため、タップにホップカスが詰まりまくり、残り1リットル〜1.5リットルは廃棄せざるを得なかった(仕込めたのはペットボトル23本半)……

ボトリング直前に冷蔵庫でビールを冷やすとホップのカスと純粋なビール部分が分離するらしいが、今はサイフォン用のシリコンチューブも持っていないため、やはりホップバッグを使うのが手っ取り早い。次回は必ず使おうと誓う。

ちなみに、今回、プライミングシュガー用の氷砂糖が足りないことに気がつき、半分は長女がお菓子作りに使うキャスターシュガーを活用した。

1リットルあたり6.9グラムの砂糖が適切なプライミングシュガーの量になる。740グラムのペットボトルだと5.106グラム。まあ、だいたい5グラムの計算で漏斗を使って砂糖を詰める。

氷砂糖は大きさにばらつきがあるため、もしかしたら手間はかかるがこの方がボトルごとのプライミング度合いは安定するかもしれない。

最後のペットボトルは半量ほどしかビールが入らなかったが、実験として、試しに同じく5グラムの砂糖を投入してみた。果たしてどうなることやら。

そして今回、イーストが活発だったためか、前回よりも大量のトラブが発生した。純粋に活動を終えた酵母だけならいいのだが、ホップカスもたっぷり混じったこのトラブ、再利用する手立てはあるのだろうか。色々調べる必要があるため、一旦タッパーに入れて冷蔵庫に保管。

見た目がだいぶ宜しくないから、妻に難癖つけられそうだ。早いところ二次利用法を定めなくては……


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