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承認欲求無限ループ

2020年4月21日(火)

【Day 33】

なんだかアジカンの曲名見たいなタイトルの日記だが、本日は次女のノートのお話。

我が家の三女が、家族全員から猫可愛がりされているのは、再三お伝えしている通りである。

これに対し次女は、いつも激しい嫉妬を感じているようだ(次女も三女のことを溺愛してはいるのだけど)。

なにせ、小4になる次女のポジションは、中1の長女ほどは親との大人びた会話に馴染むことができず、まだ未就学児の三女のように甘えようとすれば「もう小4でしょ!」と突き放される辛い立場だ。

三女が「ままがいい〜」と言いながら猫のようにアッコの膝によじ登り丸くなると、次女もそれをそのまま真似して膝によじ登ろうとする。案の定、仕事への集中力を途切れさせられたアッコは「もう小4でしょ!」と次女を嗜める。

「なんでみぱだけかわいいの?むにーもお膝乗らせてよ〜」

次女はアッコの腕にぶら下がって食い下がる。

確かに、三女が膝に乗っているとき、アッコは片手でアタマを撫でたりしていたのだが、そもそもサイズが全然違う。次女はすでに140cm近くあるのだ。

「みぱはもっと小さいでしょ!それに、むにーみたいにそんなに強くしがみついてこないから!」

アッコに煙たがられて、またもや承認欲求を募らせる次女。これがいけない形で発露して、再び煙たがられ、さらに承認欲求を膨らます……もうここ3、4年ぐらい、ずっと家庭内における承認欲求の無限ループに苛まれているような状態である。

その後、次女が自分のノートになにやら一生懸命書き込んでいる。

よしよし、幼いとはいっても、さすがに小4としての自覚はあるんだな。自ら学習に取り組むとはえらいえらい。たまには思い切りホメてやらなくては。

しかし、褒める前に次女は三女と仲良くベッドに入り、ふたりで可愛く眠ってしまった。

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ふふふ。寝顔は理屈抜きで可愛いものだ。でもそれでは本人の承認欲求は満たされない。

そういえば次女は何を勉強していたのだろうかと、さっきのノートを覗いてみると——

( ゜д゜) ・・・ 

(つд⊂)ゴシゴシ 

(;゜д゜) ・・・?

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こ、これは……

ママにくっつきたいときにはつよくしがみつかず、やさしくしがみつく。「ママがいいの」と言いながらママのおひざにすわる。だいたいネコみたいにする。


三女のようにアッコに甘える手法をメモっていたのだ!しかも圧倒的に方向性を間違えている!

歳相応の甘え方というものがあるとするなら、それはこのメモとは全く違うやり方になるのではないだろうか?

——いや、待てよ。

自分で観察し、ポイントとして掴んだものを言語化してメモする習慣——これは、正しい方向で使われれば、スターになれるヤツではないか。だいたいスターの人生をドキュメンタリーで振り返るとき、こんなメモが出てくるもんな。

次女のちびまる子ちゃんみたいな喋り方とか、予測できないデカすぎるリアクションとか、あらゆる行動がネタとしていちいち面白い感じとか、何より承認欲求の強さを総合して判断すると……やっぱり芸人とかが合っていると思うのだが。

以前からことあるごとに進言しているが、そこは本人の意思次第。なので、引き続きやんわりと提案し続けてみようと思う。

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