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掃除の効果

めんどくさがりの私は掃除が苦手で嫌いです。

今まではどうやって掃除をしないか、減らすか、効率よくできるか、という視点で考えていました。

が、先日とある理由で1週間、仕事前に部屋の掃除をしたらとても気持ちが良かったことに気づき、部屋がきれいになるだけではない掃除の効果を実感しましたのでまとめてみます。

取り組んだこと

長女を小学校に送り出してから仕事(在宅勤務)の準備を始めるまでの約20分日間、主に次の掃除を行いました。
①布団上げ
②掃除機かけ
③朝食後の食器洗い
④乾燥した洗濯物たたみ&収納

やってみて気づいたこと

今までは「家事にかかる時間がもったいない」と思って、家事はできるだけ避けて仕事や自分時間に当てていました。

実際にやってみると一つひとつの作業はそんなに時間がかからず(布団上げは2-3分、掃除機かけは5分、食器洗いは5分、洗濯物たたみ&収納は7-8分)、上記の掃除(家事)は20分程度で終了しました。

実測して時間が差ほど時間がかからないことを見える化したことで、取り組むハードルが下がりました。

掃除の効果

また掃除・家事をやることで、部屋が綺麗になる以外に2つの気づきがありました。
①刺激が減る
②自己効力感が増す
③次のアクションがスムーズ

①刺激が減る
部屋が雑然としていると、視界に入った時に刺激となり、どうしても気になり集中力が削がれてしまいます(仕事中部屋に転がっているおもちゃが気になったり、お茶を入れる時にシンクが気になったりして、おもむろに片付けを始めてしまう)

視界に気になるものがないと、その分余計な刺激を受けずに済むので、取り組んでいることへの集中力が維持しやすくなりました。

②自己効力感が増す
多くのワーキングペアレンツ(特に母親)は、育児、家事、仕事と日々やることに追われ、どれもやりきれず中途半端になり自己効力感が下がりがち。
私も例に漏れず、日々思うように進めることができず、何でこんなにできないんだ、と落ち込むことが多いです。

1週間取り組んだ掃除は20分/回でしたが、少しずつ整理・整頓・掃除ができていることが目で見て分かるので、今日はこれだけできた!と自己効力感が上がりました。
また朝、仕事の前に行ったので、小さな達成感によりモチベーションが上がった状態で仕事に取り組むことができるのも良かったです。

③次のアクションがスムーズ
ちょっと面倒だな、と思う食器洗いも、食洗機も活用したり、量が少なければぱぱっと洗ってしまったりすることで、夕食の支度がおっくうにならなくなりました。
今までは「あとでやろう」と後ろ伸ばしにすることが多かったのですが、そうするとシンクは片付かないので、夕食を作る前にシンクを片付ける必要があります。
ギリギリまで仕事をして夕食を作らなければならない時には、このワンアクションが地味にストレスでした。

めんどくさがりには尚更「元の状態に戻す」ことはとても重要であることを実感しました。

まとめ

今までは日々の生活に追われ、1分1秒無駄にしたくない、との思いから、掃除を含む家事をできるだけ後回しにして、自分の時間や仕事に使っていました。

それでも自分自身のやりたいことや仕事でやるべきことの量は維持されるか増えるばかり。そうすると「できない」が増えて、自己嫌悪に陥ります。

20分程度の軽い掃除ですが、かける時間以上のメリットを感じられました。
家事も仕事もうまく回せない、と感じる時は、小さな家事をやってみてはいかがでしょうか。

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