鍼灸Dr.と食養生談義
お世話になっている鍼灸Dr.は仏教徒かつベジタリアンです。
漢方的な食養生をさらに掘り下げて動物性のものはほぼ口にしないうえお米も食べません(本人談)
私も漢方スクールに通い漢方スタイリストという資格があるのでそこそこ食養生は学びました。
もともと肩甲骨のかどの疼痛で鍼灸治療を受けていて、その時から食生活のアドバイスをいただいていました。
食事の写真を送ってくれたらコメントするから。という言葉に甘えて(本来報酬の発生しない時間外の質問は遠慮すべきです)日頃の外食の写真など送りました。
「これ毎日ですか?」
「あ、はい汗」
「うう〜ん・・・」
指摘されるでもなくわかってるんですよ。
その当時はまだ機能性ディスペプシアを発症する前でしたから、日頃の遠距離介護ストレスは出先でのランチで発散していました。
ヨガやピラティス、書道などの習い事のあとには必ずランチするのを楽しみにしていたのです。
ある春先の治療日にDr.がマスクをして咳き込んでいました。
「お風邪ですか?」と訊ねると「日本に来てから花粉症になりました」
母国とは気候や自生植物が違うのだから仕方ないのでしょう。
漢方では花粉症は水滞(水捌けの悪さ)が原因と捉えていて、甘いものや冷たいもの生もの揚げものお酒など控えるよういわれます。
しかしDr.は真冬でもアイスクリームを好んで食べていたそうで、ベジタリアンなのに?食養生の基本は?
と突っ込みどころ満載です。
今年も花粉の季節がやってきてアイスクリームはやめたと言っていたけれどやはりマスクをしているところからまだ水滞体質なようです。
現代人は食べすぎによって病気になるのだから食べる量を減らせば健康になれると説き自らも実践しているにもかかわらず、やはり嗜好品には勝てないところが人間らしくて微笑ましいのでした。
ニホンノアイスクリームオイシイヨ
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