見出し画像

ラブパクチーソース〜ほんのちょっと試してみる〜

ラブパクチーソースをめぐる学び微量のストーリーです。

この記事を音声化したものです。内容を少々広げながら収録しております ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

座り心地の良いソファーより、、、

大人になって好きになるものってあるよね。

僕で言えば、納豆とか野菜とか。

匂いが独特なものも好きになった。

これ話したかな?忘れたんだけど話すね。

大学時代に神宮球場で野球の試合をした。

その帰りに人気ラーメンチェーンのホープ軒があった。

ラーメン好きの仲間が

「うまいから食いに行こう」

って言うもんだから、試合帰りに寄った。

お目当のお店が視界に入ってきた。

黄色い看板。

店内は人で溢れている。

離れていてもよく分かるくらいの人の多さだ。

期待は最高潮へ。

どんどん近づいていく。

そしてスープの香りが届き始めた。

ん?

今まで味わったことのない匂い。

近くなるにつれて僕は不快な気分になる。

「この匂い、無理」

って。

食べたら変わるかもって

食べたけど、やはり僕には合わなかった。

それから数ヶ年経って、また神宮球場で試合。

帰りはお決まりのホープ軒への流れ。

僕は当然気が進まない。

お店が視界に入る。

黄色い看板。

店内は相変わらず人でごった返す。

期待は、、、全くない。

匂いが届く。

ん?

どんどん近く。

完全に僕の鼻をとらえる。

「あれ、この匂い好きかも」

1回目と明らかに変わった。

ラーメンが?

そんなはずがない。

変わったのは僕自身。

今まで触れていなかったものに慣れ

その魅力に気づいた瞬間だった。

ちょうど僕の味覚の変化の時期だったかも。

それから好みも変化が見られた。

そして今、ハマっているのが「パクチー」

「クセが強い」よね。

分かる、分かるよ〜

それが僕にはたまらない。

もうね、街中で「パ」が見えただけで

反応するね。

「パク」まで見えたら

テンション急上昇!

それくらいハマっている。

あるお店に入ったら、

「ラブパクチーソース」が売っていた。

ラブパクチーソース

おー神様、ありがとう!

値段も見ずに即購入。

即試食。

「おーやっぱパクチー美味いやん」

これこれ。

これを待っていたんだ。

運命の人に出会った時の気持ちだ。

キュウリにあえても美味しい。

そのまま食べてもよし。

走攻守、三拍子そろったスーパースターイチローのようだ。

さあ、これからどんなものと合わせていこうかな。

楽しみが増す。

ラベルにオススメ料理紹介用のQRコードが付いている。

その横に開発者の言葉

『本製品は、自称パクチーマンがとにかくパクチーによく合うソースを
 と長年全国のパクチー料理を食べ歩き研究を重ね完成させた
 パクチージャンキーのためのソースです。』

おうおう、なるほどなるほど。

『ホームページにもオススメのレシピを載せていますので、
 是非ご覧ください。』

おーこれこれ、知りたい知りたい。

『尚、本製品自体にパクチーは含まれておりません』

ん?

『尚、本製品自体にパクチーは含まれておりません』

パクチー入ってないやん。

僕、ほんとにパクチー好き?

初めて食べた時の

「おーやっぱパクチー美味いやん」

って恥ずかしいわ〜 

パクチー入ってないやん 汗

紛らわしいわ〜

せめて「の」入れて欲しかった。

「ラブパクチーのソース」

これなら分かるね。

ほんの1字でガラッと変わる。

日本語って難しい。

でも日本語って面白い。

ラブパクチーソース

めちゃ美味いよ、オススメ!

PS

僕は、ちょっと聞いただけで、わかった気になる傾向がある。

これって性格?

性格を作る僕自身の性質ってあるんじゃないかな。

判断する時の持って生まれた性質。

これが分かると自分をもっと理解できるよね。

今、そういうことに興味あるよ。

生きづらさ、コンプレックスを受け入れ、ありのままの自分で愉しく生きていけることにね。

そういうものってあるかもしれない。

いつか、あなたにも伝えるね。


もし気に入ってくださったら、サポートをお願いします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。