見出し画像

肉まんケースを投げる〜想定しているから体が動く〜

大学時代にやっていたコンビニのバイト。バイト先で強盗を想定した時のことから先を想定するようになったという話。

この記事を音声化しました ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

駐車場の車の中より、、、

昨日、ばったり教え子に会った。

6年ぶり。

高校を卒業したらしい。

その当時、週に3時間の付き合いだった僕のことを覚えてくれていて

街ですれ違った時に名前を呼んで声をかけられた。

とっても嬉しいかったね。

みんな立派になっていて、それぞれの道を進もうとしている姿に感動したよ。

これから社会に出ていく者、大学へ進学する者。

僕にもそんな時代があったな〜

大学へ行くとバイトなど、社会へ出ていくことが増える。

僕の大学時代のバイトの話をするね。

いくつかバイトをやったけど、一番かわいがってもらったのは

コンビニのバイトだった。

その店長とは昨年再会し、まだつながりがあるよ。

部活の関係上、深夜勤務のバイトをしていた僕。

22時にお店に入り、朝の6時まで約8時間。

深夜ってこともあるから、いろいろな方が来店される。

こっちがお断りしたい強盗さんもくることもある。

店長からは、

「そういう人がきたら、レジのお金を全部渡しなさい。」

って教えられていた。

「だから、こまめに大きなお金は金庫に入れなさい」とも。

従業員を守り、損失も最小限にする仕組み。

さすがだよね。

僕にとって、初めての社会経験だから新鮮だった。

そして初めて、

強盗がくるかもしれない

っていう心構えができた。

さて、この後、想像力豊かな僕は、その先を想定してた。

実際に、強盗がきたときのことを。

店長から教えられたことを守りながら、もう1歩先のことを。

イメージトレーニングを繰り返した。

『おい、金出せ』

「ちょっと待ってください」

ちょっとアタフラしたフリをして時間をかける。

『早くしろ』

「すみません、動揺して」

わざとうまくお金が取れないフリをする。
小銭なんかは床に落としちゃう。
それを拾ってさらに時間稼ぎをする。

『もういい、札だけよこせ』

大人しく、レジの札を全部、渡す。

そして強盗がコンビニを去ろうと背を向ける。

ここがチャンス。

強盗は目的のものを手に入れたから多少油断が生じているはずである。

そこで、後ろからものを投げる。

一番良いのは、強盗用のカラーボール。

これを強盗に当てる。

逮捕につながる有力な手がかりになる。

それを当てなければならない。

そのために僕は大学まで十数年野球をしてきた(ごめんなさい、嘘です)。

それをうまくとれなかったら、目の前にある

肉まんケースを投げる。

これは熱くて、重いから痛い。

これを僕も持ち上げ、投げる筋力が必要である。

そのために僕は大学まで野球をやってきた(嘘ですよ)。

こんなイメージトレーニングを続けてきたけど、

来たのはおでこに「肉」と書かれた酔っ払いだけだった 笑

大事なのは、想定すること。

想定できない事態に出会っても、想定を繰り返していたら、

色々な組み合わせを使うことができる。

よって瞬時に動けたり、判断したりすることができる。

僕のコンビニの話は大袈裟すぎるけど、

僕はよくイメージトレーニングするよ。

こうなったら、こうしようって。

スポーツの試合など見に行く時でもA E Dがどこにあるか

無意識に探している。

何かあったら、そこに一直線だ

ってね。

ひとりごとを言うフリして我が子にも伝えているよ。

その習慣がつくといいね。

PS

コンビニには面白い人がいっぱいいた。

キン肉マン(おでこに肉って書かれた人)

必ずプロ野球チップス3つとコーヒーを買う兄貴

※値段まで覚えちゃって、バーコードで読み取る前に
 「564円です」って言っちゃってた。

僕が勤務している時間に必ず2回来店するやつ。

ほら、来たー
って感じだったよ。

いろいろな人がいるから面白いね。


もし気に入ってくださったら、サポートをお願いします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。