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学力の経済学15)人生を成功に導く力を鍛えるには?〜自制心〜

人生を成功に導くうえで重要だと考えられている非認知能力のひとつは「自制心」です。では自制心は鍛えられるのでしょうか。鍛えられるならどのようにトレーニングすれば良いのでしょうか。

この記事を音声化したものです。内容を少々膨らませながら収録しております ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

非認知能力のひとつ「自制心」が人生を成功に導くうえで

重要だと考えられる研究が次の研究です。

「マショマロ実験」と呼ばれる有名な研究です。

コロンビア大学の心理学者であるミシェル教授は、

スタンフォード大学内の保育園で、

186人の4歳児の自制心を次の方法で計測しました。

まず、

子どもにマシュマロを差し出します。

次に

「いつ食べてもいいけれども、大人が部屋に戻ってくるまで我慢できればマショマロを2つ食べれますよ」とだけ伝えて、部屋を退出します。

ちなみにこの時点では子どもは大人がいつ戻っていくるかはわかってません。

そして、

15分後に大人が戻ってくる

という実験です。

子供の可愛らしさが見えるので、よかったら観てみて ↓

これはこれで、カワイイけどね!

さて、この結果、186人のうち約3分の1は15分我慢して

2つのマシュマロを手に入れることができましたが、

残りは我慢できずに食べてしまいました

その後、ミシェル教授は、彼らの人生を追跡して調査しました。

その結果、彼らが高校生になったときには

かなりの差が生じていることが判明します。

我慢できて2つマシュマロを手にいれた子供は、

我慢できなかった子供より、

SAT(学校や受験で行うテストのようなもの)のスコアがずっと高かった

のです。

さて、この非認知能力は鍛えることができるのでしょうか。

最近の研究では

非認知能力は成人後まで可能性のあるものも少なくない

ということがわかっています。

重要な非認知能力のひとつ、

「自制心」は筋肉のように鍛えると良い

と言われています。

筋肉を鍛えるときに重要なことは、

継続と反復です。

自制心も、何かを繰り返し継続的に行うことで向上します。

例えば、先生に「背筋を伸ばせ」と言われ続けて、

それを忠実に実行した学生は成績の向上がみられた

ことを報告している研究があります。

もちろん、背筋を伸ばしたことが直接、成績に影響を与えたわけではないですが、

「背筋を伸ばす」のような意識しないとしづらいこと

継続的に行ったことで、学生の自制心が鍛えられ、

成績にもよい影響を及ぼしたのだろうと思われています。


ここまでまとめてきて、思い当たるのが、

「素直な人は伸びる」

ということ。

このことは多くの方が賛同すると思います。

先ほどの先生に「背筋を伸ばせ」と言われて、

忠実に実行した学生は間違いなく素直な人だと思えます。

周りの方や尊敬する方から教えられたことを

教えられた通りに行うことは、

「意識しないとしづらいこと」です。

それは最初、違和感にすら感じるでしょう。

でも繰り返し継続的に行うことにより、

それは自分の身になっていきます。

つまり良い意味での「マンネリ化」です。

マンネリ化すると、無意識でもその姿勢を保て、

背筋を伸ばさないことが違和感にすら感じるようになることです。

ビジネス書の中で

「トイレ掃除」を毎日する

と言うのをみたことがあります。

部活動などで実践している学校もあります。

トイレ掃除がビジネスの成功に直接的に

つながっているわけではありません。

そこにも自制心を鍛える何かがあるのです。

僕も最近、朝起きてからの行動をルーティン化しております。

朝は、家族の誰よりも早く起きるので、

自分で自由に時間を扱うことができ、

ルーティン化しやすいのです。

さらに、朝のスタートが快適になると

1日が充実してきます。

今まさに、日々実感しております。

朝のルーティンに「トイレ掃除」も入れております。

トイレに流せるシートで便器や床や壁を拭くだけの掃除です。

朝起きて、そのまま布団を畳みます。

その足でトイレに行き、用をたします。

流した後、そのままトイレ掃除をします。

これも意識しないと続けられないことです。

これがだんだん良いマンネリ化をし、

朝、トイレ掃除をしないと気持ちが悪い

ってところまでいくと身についた

ってことになりますね。

その時には今より大分、自制心が高まっているでしょう。

あなたも自分で決めるといいですよ、1つ。

「意識しないとしづらいこと」を。

まずは大きなことではなく、

自分ができそうなことを意識して行うと良いと思います。

身についたら1つずつ増やしていくのです。

斎藤ひとりさんの言う「微差力」です。

共に愉しみながら学び、あなたらしくありのままに

生きていきたいですね。

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