ルーティンワークを武器に!新社会人が知っておくべき仕事の基本
45才公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。
2023年に潰瘍性大腸炎という病気(=難病)のため国家公務員を当てもなく退職。
〇〇省勤務ではなく出先機関に20年以上勤務していた事務系公務員でした。
曲がりなりにも20年以上公務員をやっていました。
そんな私にも新人時代はありました。
2002年の4月でした。
今は3月末です。
時期としてちょうど良いので「おじさんから新社会人のみなさんに伝えたいこと」を書いていきたいと思います。
新社会人の皆様にとって「ちょっとした仕事のコツになれば」と思っています。
もしこのnote記事が好評だったら第2回目のnote記事を書きます。
第1回目のテーマは「ルーティンワーク」です。
・ルーティンワークはイメージが悪い?
ルーティンワークと聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
私がおじさん過ぎて若い人たちのことがよく分からないのですが・・・
私が若いころは「ルーティンワーク=悪」というイメージがなんとなくありました。
「ルーティンワークなんてクリエィティブではない」
「ルーティンワークなんて労働生産性がない」
こんなイメージ。
新人時代から20年経った今、私はルーティンワークに悪いイメージはまったくありません。
「ルーティンワークなんてクリエィティブではない」→「クリエィティブじゃない仕事を一般的にはルーティンワークって言うんだよね」
「ルーティンワークなんて労働生産性がない」→「そりゃルーティンワークしかしてなければ労働生産性が低いでしょうね」
今はこんなイメージしかありません。
・ルーティンワークをたくさん作れ!
ルーティンワークに対して悪いイメージを持っていると「ルーティンワークをたくさん作れ!」なんてとんでもない話に聞こえるでしょう。
今回の話、正確に言えば
ということです。
そもそも新人は仕事を選べません。
「AとBとCと・・・あとDもやってね」と仕事を割り振られます。
一般的には「新人にも任せることができる責任が軽い仕事」+「新人にでもできる定型的な仕事」が回されてきます。
そりゃ、そうですよね。
失敗したら大問題になる仕事を新人には任せないでしょう。
訳がわからない難しい仕事は新人には任せないはずです。
簡単に言えば「新人に任せる仕事はたかが知れている」ということです。
ただし「たかが知れている」は「その職場においてたかが知れている」です。
「どの程度たかが知れている」かは状況により変わります。
「たかが知れている」仕事は上司や先輩にとってはルーティンワークにしやすい仕事です。
上司や先輩はもうすでにルーティンワークにしている。
上司や先輩はやったことがなくても似たような仕事をした経験からすぐにルーティンワークにできる。
こういう仕事が新人には回ってきやすいです。
簡単に言えば「ひたすらやって体で覚えてください」という趣旨で新人にその仕事をさせているわけです。
「体で覚える」とは古い言い方ですが「いちいち考えないでもできるようにする」と意味です。
「いちいち考えないでできる仕事」とは「ルーティンワーク」のことです。
実際には考えているのですが、その人にとっては考えてない感覚です。
「これは、ああやって・・・」とか考えなくてもできる。
メモ書きや手順書を見なくてもさっさとできる。
新人のみなさんはなるべく早くこのレベルに多くの仕事を持っていく。
・多くの仕事をルーティンワークにすることで
新人さんに割り振られる仕事の多くはルーティンワークにできることだと思います。
しかしすべてがルーティンワークにできる事とは限りません。
少なくとも新人扱いされない時期が来たら、ルーティンワークにできない仕事もドンドン割り振られていくはずです。
ルーティンワークにできない仕事の内容は職場や職種によってまったく違います。
たとえばクレーム対応。
「よくあるパターンのクレーム」はルーティンワーク化しやすいです。
しかし「こんなクレームはレアケースだ」という場合はルーティンワークにはできません。
よくあるパターンのクレームは定型的な対応・回答をしておけば、一定の時間内に処理できる可能性が高いです。
(クレームは相手があることなので必ずすんなり処理できるとは限りません。確率の問題です。クレーム処理だけではなくどんなルーティンワークでも100%すんなり処理できるわけはないです)
よくあるパターンのクレームをいちいち「どうしよう」とオタオタしてクレーム対応マニュアルを読んだり、先輩・上司に聞いていたら仕事は進みません。
ルーティンワークにできるクレーム処理はとっとと処理して、レアなクレーム処理に時間や労力をかけましょう。
そうしないと仕事が回って行きません。
クレーム処理を例にしましたが、他の仕事でも同じです。
事務も営業も技術職も・・・・同じです。
新人のみなさんは大きな戦術としてはこれを目指してほしいと思います。
すぐに「こうしなければいけない」という訳ではないですが「いずれ目指すべき戦略」として頭に入れておくとよいかと思います。
次回はルーティンワークの具体例です。
具体例は「パソコンのコピペ」について。
つまり「つづく」です。
note記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私「ありのこ」がnote以外で行っている情報発信の一覧を作りました。
SNS・音声配信・ほかのブログを載せています。
興味があればぜひご覧ください。
現在、私は潰瘍性大腸炎という難病のため無職・無収入です。
皆さまの応援があると非常に助かります。
この記事が参加している募集
無職の難病患者なのでサポートしていただけると大変助かります。 サポートしてくださると庶民の味方・ドトールに行けるようになります。