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リス検定一級の腕前

※リス検定は存在しません

私の通っている大学には野生のエゾリスがうじゃうじゃいる.
それを探し続けて3年が経過し,ついにリス発見能力が開花してきた.

リスは意外とうるさい生き物である.
というのも,クルミを食べているときに独特の「ゲジョゲジョゲジョ」という音をたてたり,木を登る時の「ガッガッ」という音ですぐにどこにいるか分かるからである.

ついでに言うと,驚いたときに「フォキョキョキョ」とでも表現すべき音を立てて恐ろしい速さで木の上へと駆け上がったり,不用意に近づいたときには「ぎえー」という唸り声をあげたりもする.


そんなこんなで通学するたびにリスの音を探しているうちに,リスを見つけるのがめちゃくちゃ上手になってしまった.

リス検定が存在すれば結構いい点数が取れるのではないかと思う.


実際に木の上で動いた音だけでリスを見つけられるようになった.
やったぜ.履歴書に書けるかなあ.


「特技:リスを見つけるのがはやい」

落とされそう.


🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿🐿

ここからは豆知識・・・.
リスはなぜかこちらの方をよくガン見してくるのだ.

逃げる
→止まる
→(本当に人間か?)こっちを見る
→(うわ人間だ)再度叫びながら逃げる.

という感じだったり,

木の実を食べる
→(あれ?なんかいるな?)止まる
→(人間だ)こっちを見る
→(まあいいか)木の実を食べる

とかだったりする.

すごい時にはこっちに向かってくる.要は威嚇だろう.
リスのサイズ感的には絶対素手の人間相手にも勝てないだろうに.


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