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眠りたいよ。もっともっと深く。

ありんごです

深く眠りたい。そう思う。ということはあまり眠れてないのだろうか。その通りだ。寝ないと死んでしまうからかろうじて寝ているけれど、足りていない。

日中働きすぎると、疲れて泥のように眠れると思っていた。でも違った。日中働きすぎても、その1日に満足していなければ、夜に心地よさと満足を求めて彷徨ってしまう。目が爛々としてきてチカチカして使い物にならなくなるまで起きてしまう。1日を取り戻そうとしている。そんな言葉が似合う。1日を取り戻したくて夜更かしするという概念は、睡眠をしっかり取って体と心を休ませるという素晴らしい概念に反しているのにやめられないのは、なぜだろう。

取り戻すって何だろう。自分で前の段落に、1日に満足していなければと書いた通り、1日に満足したと思いたいからそのために必要な何かを取り戻そうともがくのか。必要な何かがわからずに手詰まりになって意識を失う午前3:33。結局必要な何かを見つけられず手に入れることもできないならば、明日は絶対に日付が変わる前に眠ってやると誓う起床の6:30。一体何をしているのやら。

この欠乏感はなんだろう。端的に、十分に眠っていない日々からこの欠乏感がきているならば、眠らない弊害って巷で言われる通りすごいんだなと思う。

でも、きっかけは小さくない不満だった。気づいてしまったら止まらない、満たされない気持ち。本当にこの毎日でいいのかなと言う気持ち。何かに努力していても、時間なんかなくても、ふとよぎることってある。

前に暇を無くせば、考える時間を無くしてしまえば、余計なことを考えなくていいと知人に言われたことがある。そういう人もいるんだろう。

私は違う。ぼろぼろになるほど、余裕なんてないほど色々やっても、渇望は止まらない。これでいいのか?と私が私に問いかけることを止められやしない。

時間も余裕もなくなったって心は私に問いかける。そっちじゃないよと囁く。眠りたいよと返せば、眠りたくなくなるほどの幸せを探せと囁く。どうしろっていうんだ。眠りたいよ。もっともっと深く。お願いだよ。

私はもっと自分に繋がりたい。自分と繋がりたい。渇望は外や他に求めても埋まらない。夜更かしはそのことを教えようとする内なる自分の警告なんだろう。私が自分を無視すればおそらく私は睡眠不足で命を失うのだろう。自分を生きろ。生きねば。いや本当は生きたいんだ。でも長らく見えなくなっていたものを見つけるのは骨が折れる。それを諦めるなってことなんだろう。生きたい。眠りたい。生きたい。どうする?


ありんご

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