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エゴと大乱闘スマッシュブラザーズするのはとても疲れる

エゴってあるじゃないですか。
エゴとは
心理学用語でいうと
<自我>と表現されています。

日常生活でいえば
「なんで私だけ〇〇が手に入らないんだ」
「なんで私だけ〇〇ができないんだ」
「なんで私だけ〇〇が叶わないんだ」
と思う気持ちです。
※ものすごくざっくりした説明でスマヌです。

鑑定の現場でたくさんのお客様と話をしていると
エゴの話はたくさん出てきます。
お客様によって話す内容は変わってくるのですが
それは、その方の意識

エゴはスルーするに限ると思うのですが(あくまでも当社比)
排除することばかりに気持ちが向くと
「なんで私はエゴを排除することができないんだ!」
になって、さらに苦しくなってしまいます。

ネットの世界には
エゴを排除する方法なんかそれこそ
山のように書かれていますが
それを真似したとしても苦しくなることが多い。

やり方は人それぞれ。
自分にとって楽に取り組める方法を試してみることが
いいとは思うのですが
本当に、取り組み方は人それぞれだから
誰かが成功した方法があなたにとって成功とは限らない。

まぁ、ひとついえることは
「エゴに真正面からドーンとぶつかったら弾き飛ばされて痛い」
ですね。

ドーンとぶつかると痛いからおススメはしませんが
正面からぶつかるって、
「正論で論破しようとしている」感じなんだと思うんです。

あなたがお友達に
自分のつらい話をしたとします。
その時
正論でジャッジされたら
どう思いますか?

あなたはお友達につらい話をしたとき
正論でジャッジ(論破)されたいわけではないと思うんですよ。
それよりも
「辛かったね。大変だったね」と
共感してもらいたかったんだと思います。
※特に女性

男性と女性の分かり合えない部分として
問題解決の話になることが多いと思うのですが
男性:問題解決に話を進める
女性:問題解決ではなく、共感してほしい
だから、男女は分かり合えないと思うんですよね。(あくまでも当社比)

エゴと正面衝突するのって
男性が「問題解決」を強固に進めようとする形と同じ。
でも、あなたがしたいことは違うはずです。
どうでしょうか?

だから、エゴとは正面衝突するよりも
<あぁ、そうだよね。なんでもいいよ、騒いでもいいよ>って
許容しながら受け流すと
今よりも、気持ちが楽になると思うんです。

何にも叶っていないと思うと
焦る気持ちが強くなって苦しくなるので
一瞬で魔法のように気持ちを叶える言葉がないかな?
と思って、ちょっと怪しい方向に向かいがち。

そりゃそうよね。
エゴがエゴを呼んで
エゴがギャンギャン叫んでいるんだから
エゴの数珠繋ぎが自分の中で起こっていて
それに対応していたらクタクタになりますよね。
そりゃ疲れる。

出来ないって思いが自分の中にあると
苦しいし疲れると思うんです。
出来ないと認識してしまうと
「できない」と思うことに執着します。

たとえば
「トイレにいきたいかも」と思ったとき
急行電車に乗っていて、次の停車駅に着くまで約10分。
そうなると
「あーあーあーあーあーあートーイーレー」
と思ってしまい、おしっこタンクがパンパンになっている。
(ような気持ちが強くなる)

パニック障害だった友人(現在は寛解)が
「トイレのことで苦しくなりたくないから
いまだに電車には乗っていないしもう10年乗っていない」
といっていました。
寛解したとはいえ、自分が苦しくなるほうを選ばないように
今も気をつけているとのことです。

人間って、できることには執着しないから
出来ないことに執着して、自分を苦しくさせて
自分を幸せから遠ざけてしまう。
苦しくなるほうを選ばないっていうだけで
穏やかな気持ちで過ごすことはできるはず。
意識ひとつで世の中は変わります。

自分を幸せにできるのは自分だけ。
誰かが幸せにしてくれるわけではありません。

パートナーが幸せな気持ちにさせてくれている
と思っているかもしれませんが
その気持ちを受け取るあなたが幸せだから
それを受け入れているということです。
100%パートナーが幸せにしてくれているわけではありません。

大切なことだから2回いいます。
自分を幸せにできるのは自分だけです。

エゴが自分の中で暴れたら
正面衝突するのではなく
「そうだよね、〇〇叶えたいよね」と
まずは共感してみることをおススメします。

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