常に持ち歩いているノートがある。
先日、その1冊目が埋まった。
ノートをたくさん持ちたくなってしまう。スケジュール帳、やりたいことノート、日記、雑に書くノート。けれどどれも途中で飽きてしまって、最後まで書いたことがない。
ならばぜんぶまとめてしまおうと、なんでも書くノートを買ってきた。
考えなきゃならないことが頭から溢れてしまうときにストレスを感じるので、定期的に書き出す時間をつくってあげることにした。思考をぐるぐると行ったり来たり、寄り道をしながら深く潜っていったり。お気に入りカフェのカウンターに座って、コーヒー飲みながらノートを開くのがお気に入り。
半年分の人生が挟まれて厚みの増したノートをパラパラとめくる。ふと目に留まったもの、その断片をここに残してみることにする。
その時々で気持ちの向いていることや不安なことはちがうけれど、悔しいとか悲しいとか怒りとか、そういった他者への直接的なマイナスの感情をわたしはちゃんと感じられるんだ、と思った。
自責思考はやっぱりなくならないけれど、自分以外の“なにか”のせいにしてみることを、いまは少しずつ身につけている時期なのかもしれない。
次のノートに選んだのはピンク。
この2冊目にはどんな日々を挟んでいくのか、楽しみ。