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妊娠がわかったらすること

あー、ほんと寒いですね。散歩に連れて行ってあげたい気持ちは山々なんですが、意志が弱すぎて全然外に出られません。散歩に行くだけでも、自分の支度+赤ちゃんの着替え、日焼け止め、授乳してオムツ替えて抱っこ紐かベビーカーか悩んで出して装着して、、って段取り多いんですよ。
小さい子をお連れの皆様、どうしてるんでしょう。みんな行ってるのかな、常々、お母さん(もちろん、お父さんもです!笑)ありがとうって思います。


妊娠がわかったらしなければいけないことがいくつかあります。
①妊婦健診に行く
妊娠23週まで1ヶ月に1回、24〜35週までは2週間に1回、その後出産まで(大体40週くらい)1週間に1回通い続けます。血液検査、尿検査、超音波検査でお腹の赤ちゃんやママの体調をチェックします。段階的に双子や性別、先天性疾患がわかったり、赤ちゃんの向きやママの検査結果によって普通分娩か帝王切開を予定するか決まっていきます。
ちなみに健康保険適用されません。自治体によって助成券がありますが、助成券を使っても1回の会計が3万弱かかったこともありました。妊婦健診なんかで経済的につまづいてたらこの先育てられないからやめなって言われてるような気がしてすごく悲しい気持ちになったのを覚えてます。わたし自身、世の中の景気にあまり左右されない職業ですが、コロナ禍で深刻な経済危機に陥っている方々もたくさんいらっしゃると思います。やっぱり無料にしてほしいな、と思いますね。赤ちゃんとママの命のために。
入籍後の氏名変更各種手続きの時にも思ったことですが、わたしもフルタイムで働いているのに、なんで全部わたし負担なんだよって思いました。笑


②役所に母子手帳をもらいに行く
近くの市または区役所に行くと、何階に行けばいいか教えてくれます。アンケートの記入をしたり、産前&産後の市のサポート、産後の手続きなどを説明してもらえます。母子手帳をもらう際に、一緒にたくさんのパンフレットや冊子をもらうのですが、本当に量が多すぎて全然読めませんでしたね。笑   でも休みの日や産休期間を利用してぜひ読んでください。(当たり前)なんか学校のプリントとかも全然読めなかったんですよねー。本当に大事なことは先生言ってくれるからいいや。みたいな。でも!!子育てのこと、大事なことでもほんと誰も教えてくれないので(実母や義母からアドバイス等はありますが、30年も前の話なので子育ての正しい知識や制度も全く違ったりする)ぜひ、ぜひぜひ絶対!読んでください。この時も、お互いフルタイム勤務なのに読むのわたしかよって思いましたね笑。で結局ほとんど読まないで後悔しました。



③母親(父親)学級と呼ばれる育児教室に行く
各自治体で、沐浴の方法を指導してくれたり、妊娠中の過ごし方について教えてくれたりします。ただこのコロナ禍で、わたしの妊娠中は全て中止していました。学生実習で沐浴の経験があったので、ちゃちゃっとネット検索してさらっとおさらいすればいいやと思っていましたし、妊娠中の過ごし方は興味がなくて行きたいとも思わなかったのですが。笑
沐浴については出産翌日、体のいたるところが痛いズタボロ状態でですが、助産師さんが教えてくれます。そのままズタボロ状態で帰宅し、ズタボロ状態で旦那さんに教えます。わたしだってオムツ交換もミルク授乳も沐浴も1回しか教えてもらってないのに、旦那さんは毎回何度も聞いてきます。元気でなおかつ職場なら、何回聞かれても優しく教えてましたけど、ズタボロ状態でそれされると、昨日言ったよね?って言いたくなります。やるだけマシと思って飲み込みましたが。なので旦那さんもぜひ一緒に行ってメモメモすることをお勧めします。


④職場への報告のタイミングを考える
妊娠中は、思わぬ突然の体調不良に見舞われることがあります。そして、その度にきちんと産婦人科を受診したいものです。突然の早退や欠勤の可能性が高くなるので、直属の上司には早い段階での報告をお勧めします。よく安定期まで待つ方もいらっしゃいますが、一緒に仕事をするチームメンバーにはその前に報告しても良いのではと思います。
とはいえ、わたしも上司には報告したものの、他の同僚などにはほとんど安定期まで言えませんでした。妊娠って、とてもデリケートな話題ですよね。喜ばしいことなのですが、統計的に6人に1人は流産を経験されています。わたしの周りにも数人いらっしゃいます。もし流産したら、周りにも気を遣わせるし、その後の妊娠出産の話題もしてくれなくなるかな、とか、はたまた妊娠そのものが思いがけず他人を傷つけてしまうこともあります。不妊治療をしているけどなかなか授からないと悩んでいたり、流産死産を経験された方だったり。また、職場に迷惑がかかるのは事実なので、それをよく思わない方がいたり。妬みから嫌がらせされてしまう可能性だってあります。ですが、知っていればもっとサポートできたのに!と思ってくれる方がきっといるので、一緒に仕事をするメンバーだけにでも報告した方がお互いにいいのかなと思います。わたしは看護師なので、お腹がある程度出てくるといつものナース服が入らなくなるのでユニホームが変わります。それによって強制的にみなさんにお披露目されることになるのですが、その後からは「身重なんだから座っててください!!!」と先輩から後輩までみなさん本当に優しくしてくれました。妊娠周期が進むにつれてしゃがむのも立つのも数秒かかってしんどくなってきます。実務的に助かるのはもちろんですが、人々の優しさが本当に嬉しかったし救われましたね。ただでさえ、迷惑かけて申し訳ないと肩身の狭い思いを勝手にしていたので。


⑤出産する病院・里帰り出産の有無を検討する
普通分娩か帝王切開か無痛分娩希望かなどで変わってきます。わたしは結婚前から、いつか出産するときは絶対絶対絶対に無痛分娩と決めていたので、安全に無痛分娩できる大学病院に決めました。日本は無痛分娩できる大学病院って少ないんですよね〜。麻酔科医の不足と規模の小さな助産所の発達、痛みに耐えた方が良いという謎の美学のようなもののせいです。わたしの友人も旦那さんから痛みに耐えないと可愛がれないだろうと言われたそうですが、じゃあお前はどうやって可愛がるんだよ?尿道にネギぶっこんだろか?と思いました。小さな助産院で無痛分娩をやっているところもありますが、麻酔科医ではなく産科の先生が麻酔をかけているところがあります。もちろん資格をとってのことなので良いのですが、わたしは自身が大学病院の手術室などで働いた経験から、絶対に麻酔科の先生に麻酔を担当してもらいたいし、赤ちゃんや自分になにかあっても大学病院ならすぐさま対応してもらえます。仮に大学病院でだめだったら、他のところで助かった見込みはないだろうと諦めもつきやすいかと思いました(実際は諦めなんてつけるわけがありませんよね)
ご飯がおいしいところなどの理由で出産病院を決める方もいらっしゃいますが(それはそれで大切な項目ですし、その人の勝手なのでほんとに自由)おいしいご飯はレストランに行けばいいし、病院には安全を求めたかったので大学病院一択でした。ちなみにご飯は全然おいしくなかったです。笑
里帰りする場合は両親の受け入れ状態も要確認ですね。わたしは里帰り出産しようと思って産前1ヶ月前に帰省しましたが、母親のヒステリックが大爆発し2週間で自宅に逃げ帰ってきました。笑
自分の心が狭いのかなと自己嫌悪に陥りましたが、姉も同様に産後2週間で里帰りを中断したと聞いて少し安心しました。笑
同じ家族でも合わないこともありますし、学生時代は暮らせても、心身共にデリケートな妊娠中・産後は負担をかけないことが1番です。意外に実家に気を遣ってしまう方もたくさんいらっしゃると思うので、自分がリラックスできる環境が1番かなと思います。


⑥保育園の情報収集
育児休業の後、職場復帰する場合は、保育園を探す必要があります。妊娠がわかったばかりの時からなんて早すぎでは?と思われるかもしれませんが、産休までは休日の数は今まで通りなのに、やることは案外たくさんあります。保育園探しは優先順位としては後回しにしてしまいがちですが、どんどん身体は重くなり、大きくなった子宮で肺や横隔膜が圧排されて呼吸も浅くなり、酸素も栄養も赤ちゃんに取られるため活動できなくなってきます。そのまま出産になると、産後ズタボロ状態で保育園の情報収集を始めなければなりません。市または区役所の家庭・こども課のようなところに保育園の説明やパンフレットなどがあるので、母子手帳をもらいに行ったついでに、自宅の周囲にどんな保育園があるのかだけでも知っておくといいかなと思います。わたしはとりあえずパンフレットを片っ端からもらってきて、時間のある時に読んでいました。0歳または1歳を連れた状態で通園することをイメージして見学しておくことも大切です。ガードレールがない道を通らなきゃいけないとか、見通しの悪い交差点があるとか。できれば通りたくないですし、もし万が一地震や火事があった時にあまりにも古い施設だと心配だな、など人それぞれ重要視するポイントもあると思います。使用済みオムツ持って帰ってくださいとかもあるので。


⑦食生活や家事分担の見直し
コーヒーやコーラに含まれるカフェインや、アルコール、たばこが禁止なのはよく知られていると思います。たばこに関しては同居するご家族の方も禁煙願います。その他にも、火を通していないチーズや魚介類、半生の肉なども制限があります。まぐろは水銀が積もり積もってるのでよくない、とかもありますよね。栄養バランスを整えると同時に葉酸サプリも摂取したいですね。



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