見出し画像

私のカメラ遍歴_SONY(Aマウント)編

はじめに

写真は、とある有名な河原で佇んでいる白鷺をSONYα99で撮ったもの。
手持ちで30秒ほどだったかな。。

10年ほど前は、プロの間ではSONYのカメラなんて、と蔑まれる存在だったが、ミラーレスが席巻している今となっては、動画やAFスピードはSONYだと、絶賛するプロ&ハイアマが多数いらっしゃる。

ただ、全てが完璧かというと、まだ若干そうではなくて、試行錯誤を繰り返し、時には迷いも見受けられながらもGame Changerとしてカメラ業界をリードしている、その影には、かなり大勢の人柱がいた(私もその一人)。
それでも、何か新しいことをしてくれそう、そんな存在がSONY。

さて、そんな前置きはともかく、今回は私が使ってきたSONYのカメラをご紹介したい。結構な分量になりそうなので、まずはディスコンになったAマウントから。。

1  SLT-A99V

<きっかけ>
α99を購入するきっかけとなったのは、CANON EOS 6DでCarl Zeiss Planar T* 1.4/85を使うようになってから。
6Dを購入したカメラ量販店の方から、ZeissのレンズをAFで使え、しかも、ボディにも手ぶれ補正が付いたデジタル一眼カメラがSONYにあるよ、と教えてもらい、リンクのレビューを見て、自分には、これしかないと思って、6Dを手放し、追加費用を足して購入した。

<レンズ>
SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM:ボディとセットで最初に購入した。周辺部は若干甘い分、コントラストが高く、シャープで色のりも良く、約1kgと重いのと防塵防滴でないことを除けば満足するレンズだった。SONYにマウント替えして良かったと感じさせてくれる、至福の存在だった。
SAL85F28 85mm F2.8 SAM:ちょっと出費がかさんだのでPlanarではなく、撒き餌レンズを購入した。駆動音が気になったけど、写りは悪くなく、子供を撮ったり、スナップに使ったりしていた。
SAL70300G 70-300mm F4.5-5.6 G SSM:造りと写りは良好なのに、比較的リーズナブルに入手できる望遠ズーム。

白鷺と根比べしながら撮影した一枚。

被写体に寄りたくても寄れない時に使える、重宝したレンズ。
SAL1635Z Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM:大三元の広角ズーム。風景をダイナミックに撮るには最適。だが、当時の私にはあまり合わなかったのか、長くは使っておらず、残念ながらあまり印象がない。
SAL135F18Z Sonnar T* 135mm F1.8 ZA:女性ポートレートの楽しさを味わせてくれた最高のAマウントレンズだった。
若干周辺落ちはするものの、少し絞れば開放からシャープ。ガラス玉を抱えているような感じのする重いレンズだったが、ピントのあった被写体だけを浮かび合わせる立体的な描写で、撮る方も撮られる方も感動したレンズ出会った。
SAL70200G 70-200mm F2.8 G:ミノルタから受け継いだGレンズの大三元望遠ズーム。レンズそのものはそれなりに重いが、Zeissよりも柔らかいシャープさがあり、温かみを感じさせる描写で気に入った。
Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM:最後に買ったAマウントレンズ。ずっしりと重いが、ボケが美しく、レンズの形状もまん丸として可愛らしい。ズミルックスのような写りがする。レビューで良さげに感じたので購入。スナップや人物撮影に重宝した。

<感想>
今となっては当たり前の有機ELファインダー、三軸チルト液晶、ハイビジョン動画撮影が付いた、当時の世界最軽量フルサイズカメラで、斬新な存在だった。
このカメラのおかげで、どっぷりとカメラとレンズ沼にハマってしまった。
チャリティライブの撮影のサブカメラマンや撮影依頼等があり、プライベートでもモデル撮影や撮影旅行に出かけるなど、楽しい経験を積めた思い出深いカメラであった。

2 α77

<きっかけ>
α77を購入したきっかけは、α99のサブとして軽量なボディが欲しかったから。
<感想>
APS-Cフォーマットで結構お安く買えたのがこのカメラ。防塵防滴、手ぶれ補正付きで、センサーが小さくシングルスロット以外は、スペック的にはα99とほぼ変わらない。SAL70300Gをつけて望遠を稼ぐためにスナップ撮影することが多かった。

3 α77M2

<きっかけ>
α77M2を購入したきっかけは後継機だった、というシンプルな理由。
<感想>
使う用途は、α77とほぼ変わらないが、スペックがより上がったので、屋外でのイベント撮影で使うことが多かった。ただ、高速連射の精度はちょっとイマイチなところがあり、パノラマ合成すると像が歪んでしまうことがあったように思う。そういう面では、まだまだ発展途上の段階、といった感じだった。その後バージョンアップした時には既にEマウントに移行したので手元にないから確認できないけど。個人的には機動力のあるカメラで結構好きなので、美品中古があれば、購入をお薦めしたい機種である。

今回も長くなったようなのでこの辺で。

次回、Eマウントの記事はこちら。

ではまた。Shalom!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?