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カメラの楽しみ方〜旅スナップの醍醐味は気づきと発見、そして出会い。

子どもの頃から旅が好きだ。
行く先々で出会う景色や食べ物、そして人との触れ合い。
そして、スナップ写真を撮ることで気づく新たな発見。

それが旅の楽しみであり、醍醐味でもある。

旅での経験が視野を広げ、先入観から解放されるだけでなく、環境の変化によって咄嗟の判断力にも役立っている。

思いがけない出来事や想定外のトラブル、思い通りに物事が進まない歯痒さなど、ストレス耐性も身に付く。

お金や時間はかかるが、自宅での娯楽に浪費するよりは、得るものの方が遥かに大きい。

当たり前の風景でも、違う土地だと感じ方が変わる。

名古屋に来る機会があったので、空き時間を利用してあちこちで写真を撮った。この記事では、1933年に竣工された名古屋市役所本庁舎を撮影している。人の顔が写り込まなければ撮影はOKだったので、感覚的に切り取っている。

Z5+40mmF2はシャープすぎず、大理石の質感も表現できる

国会議事堂を作る際に残った山口県産の大理石も使われているためか、重厚でありながら品の良さを感じる。
映画の撮影場所としても使われることが多いのも頷ける。

西欧にいるかのような雰囲気に

切り取り方、角度、彩度によって雰囲気が変わる。

お気に入りのアングル

人影が映り込めば、ドキュメンタリータッチになるし、人がいないと幾何学的な文様にも写る。

現代建築には天然大理石が使われることが少ないだけに、このような建築物が現存するのは大変貴重だ。

合理性や効率化、節約も大事だろうけど、その一方で何か大切なもの、エッセンスが抜け落ちてしまうように思うのだけど、どうだろう。

モノクロームにすると時代を遡ることができそう

豊かさって、ものがあるとか、金銭的なものだけでなく、余裕というか、伸び代というか、0と1による世界以上のものが蓄えられている状態のような気がする。

のぼった先には豊かさは待っているのだろうか。

昭和の時代を懐かしむのではないけど、これからの時代、もう少し柔らかいエッセンスが少しずつ加わっていけば、心にも生活にも余裕が出そうな気がするけど、みなさんはどう思うだろうか。

では、今回はこの辺で。Shalom!

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