夫婦のあり方#00|わたしのこと①離婚後調停2回裁判1回した夫婦の形。
離婚の理由はなんですか?と聞かれても、もはや当事者なのに分からない。
溝が深まった「言葉」や「きっかけ」はいくつもあるが、
結婚も離婚も2人の意志なので、どちらかが意欲をなくすと難しくなる。
そんなことが理由と言えば理由。
元夫はうつ病だった。
それを分かってわたしは結婚し、わたしなら支えられると思っていた。
子どもが生まれてからも暫くは楽しく幸せに生活した。
夫も嬉しそうだったし、わたしは念願の専業主婦になって楽しんでいた。
結婚生活の不満を言い出せばキリがないので省略するとして、
夫のうつ病と共存しながら子育てする環境をいくつも試した私たちは、
子の幼稚園入園のタイミングで別居婚を選択した。
2人で話し合い「これが私たちの夫婦の形よね」って。
円満に別居婚をしていたつもりだったが、結局離婚をすることになる。
理由は元夫が「別居婚を説明するのが面倒」と言ってきたから。
親が家族なのになぜ一緒に暮らさないのかと言って迎えに行けと言う
当時実家に住んでいた元夫は実家も居づらい場所になっていたようだ。
今渡している生活費を養育費として支払うので離婚してほしいと言った。
意欲をなくした夫を私は憐み、私一人が意欲を持つことが虚しくなった。
話し合いをする気力をなくしたことを覚えている。
離婚協議書を作成し、合意して双方自署押印。
私は用意された離婚届にサインして託した。
離婚届が提出されたのは結婚記念日と同じ日。
覚えやすくて悪くないが、離婚記念日を毎年思い出してしまうことになる。
離婚後も別居婚と変わらず、
週末はパパが子に会いに来る日々を過ごしていた。が、ちょうど1年後
再婚します。これからも父親としては変わりません。
と連絡を受け、わたしは初めて離婚と別居婚の違いを痛いほど知る。
対立しないコミュニケーションを知らなかったわたしは、
わたしの「目をつぶっていたこと」がそこから「許せないこと」になっていく。
つづく・・・
”あなた”夫婦のあり方をデザインしませんか?
離婚や卒婚に留まらない夫婦の形で、”お互い”自分らしく生きる。
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