私たちのストーリー|「自分会」という講座をつくった理由。
コンテストに参加しようと思う。
コミュニケーションの講座をしている。
目的は、自分の気持ちを感じ、自分の気持ちを表現し、自分らしく生きる人が増えると社会がもっと優しくなると思うから。
自分らしく生きていい
と言われた時、昭和世代の私たちは「自分らしさ」を表現できるだろうか。
謙虚と配慮と努力と根性が染みついてる自分が、自分らしさに戸惑う。
同じ世代を生きた夫に対し、求められる妻と自分の間に戸惑う。
世代の違う子どもへの子育てに戸惑う。
時代が変わってきているが変わらない思想の親や親戚との関係に戸惑う。
これらの戸惑いを表現してよいのか戸惑う。
戸惑いのループ。
そんな戸惑いループの中にいる人が「自分らしさ」を探し回っていることに気づき、「自分探しの旅を終わりにして自分らしく生きる人を増やそう」と思った。
講座でそのGOALを目指そうと、どんな内容にするのか検討した。
明確にしたい問いは「気持ちと行動の間に何があるのか?」
講座で学び知り気づき、腑に落ちても、行動に繋がる「何か」がそれを超えないと、”実践”や”実行”に至らず、選択するのが”次の学び”になる。
それってなんだ?!?!
同じ講座を受けても”実践”や”実行”に至る人と至らない人の違いはなんだ?
それで、多方面から自分を知るワークを作った。
・過去の出来事でどう感じたか。今どう捉えているか
・どんな転機を超えてきたか。今どう捉えているか
・自分の自己効力感はなにか
・どんな役割をどの割合で生きているか。将来はどうか
結果、自分が装っていたモノを取り除き、思い込みを取り除き、ワガママなのか大切な価値観なのかを明確にしていく。
そして、”心地よい”を形や条件ではなく感覚で集める。
自分が思っていたよりもちっちゃいサイズの自分に出会うが、それで良いと知ること、それを自分が受け入れることで、スッキリした顔になる。
それの何が悪いと思って生きてきたのか・・・呆れる感覚になる。
自分で自分を知るのが一番難しいのかも。
でも、自分が自分を知った後は視界が開けて身軽になる。
「自分会」はそんな講座に育っていて嬉しい!
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