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夫婦のあり方#00|わたしのこと③離婚後調停2回裁判1回した夫婦の形。

元夫からの「面会権の申し立て」を受け調停が始まったわたし。
裁判所は初めてで、緊張しながら指定された部屋に行き受付をした。
そして、「申し立てられた人たち」の待合室に通され呼ばれるのを待つ。

調停では、「申立人の待合室」と「相手方の待合室」があり、いくつかの調停が同時に開かれているので待合室には何人かの人がいる。
そりゃみんな無言で呼ばれるのを待つ。
数回目からは、「この人なんで申し立てられたんだろー」と観察する余裕さえ出てくる。裁判所は怖い場所では決してない。

まずは申立人が呼ばれ、申し立てた経緯などを話す。
終わったら顔を合わすことない様に相手方が呼ばれ調停室に入って話す。
これを繰り返す。
調停室には一般常識力が高そうな調停委員の男性と女性がいて、話を中立な立場で聞く。もう一人書記官の方がいて記録を取ったりする。

元夫の主張は

子どもに会わせてほしい

と言うシンプルなもの。
わたしは「会わせたくない理由」を伝える。
私の理由は「養育費が一方的に減額された。これは離婚詐欺だ!」

この理由に対し元夫は、

養育費の減額については話をした

と主張してきた。いつ???どこで????証拠あるの?????

何度か問いを繰り返したが、証拠は出てこない(事実もないが・・・)。
言った言わないの話は、わたしが”言ってない”証拠も出せず
元夫が「嘘でした」とも言わず平行線が続いた。
元夫に暴力があった訳でもないし、養育費が払われてない訳ではない。
”離婚詐欺”を証明する証拠を調査する気まではなく、
『子どもには父親に会う権利があります』
との調停員さん達の意見に従い、わたしは面会権を認めることにした。

でも、わたしの怒りは収まらない。調停で嘘までつかれて許せない。
「払っていない分の養育費を払ってください」と主張したら、
『養育費の申し立てを別途立ててください』
と調停員さんにも言われたので、
今度はわたしが養育費の申し立てをすることになった。

子どものことが可愛い。それはお互い思っていること。
でも、でも、調停で嘘をつく相手が許せない。
その時のわたしは「養育費は子どものため」と言いながら、
相手に謝らせるためだけに戦っていた。

つづく・・・

”あなた”夫婦のあり方をデザインしませんか?
妻だから夫だからではなく、各々が心地よく過ごす形を探します。

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