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夫婦のあり方#10|夫のルールで暮らすことに疲れた妻

「自分でどう思っているのか自分で分からなくなった」と相談者は言った。

妻の「こうしたい」気持ちは、夫には『ワガママ』に捉えられる。

”話し合い”というモノができない。怒鳴られてしまう。

そのため夫のルールの中で暮らしていて、価値観の違いに困惑していた。

けれども、これを我慢しなければ夫婦って続けられないのだろう、と思い、一人になるためにレンタカーを借りて泣いたりしていた。と。

夫婦ってある意味ブラックボックスだ。

なぜこんなに「我慢」をしているのかも理由があった。

育った家庭環境から「結婚したら離婚したくない」と決意していたと。

気持ちより条件を維持する決断は、自分を苦しめることがある。

その時はそう思っていた。

でも、今はこう思う。

この「今」の気持ちを感じ、選択するのは自分。

自分で選択して行動することが、自分の信用を作っていく。

私たちは、彼女の背中を押した。

・その選択をしたらどんな怖い事が待っていると思うか?
・不安に思っているのは具体的にどんな事か。

すべての怖れは錯覚である

考えるだけだと、悪い方に悪い方に考えてしまう。

結果は行動した先にある。

彼女は何度も「自分が変わらなきゃいけない」と言った。

変わるとは具体的にどの方向に?どんな自分に?どうやって?

そこが分からないから「変われない」

思考のクセを変えることもできるが、まずは「自分で選択して行動する」

この事で思考のクセも変化してくる。

「夫婦の関係は対等だから」と言う言葉に彼女は驚いていた。

そして、「対等で良いんですね・・・」と言った。

私たちの経験を話したりすることで、彼女は「離婚」についても観方が変わったように感じた。

「楽になりました」

彼女はそう言って個別相談は終わった。

また、視界が狭くなったら話に来てほしい。

オンラインで個別相談を受けています。
https://airrsv.net/irodori-fukuoka/calendar/?
夫婦のあり方デザイン90分9,900円(税込み)



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