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いつの間にか始まっている一人反省会を辞める コラム33


反省するというのは、ダメだったところ、できていないところを振り返って、改善していくものです。

この作業をすると、確かに良い方向にいくのは間違いないですが、やはり良くないところを見るということが、減点法的になってしまいます。

ありのままに生きることを妨げる行為の一つが一人反省会です。

あんなこと言わなければよかった

遊びに行こうと誘ったけど迷惑じゃなかったかな

もしかして、私に気を遣ってくれているのかな・・・

などなど自動的に自分がやったこと、言ったことに対して反省を促されることがあります。

一人反省会をする人はまじめで、他人への思いが厚い分、「もっとできたはず
」とか「タイミングは今じゃなかったかも」と最高の配慮をする方法を考えます。

仮に、事前に考えてシミュレーションまでしたベストな方法であっても、あとから反省会でダメだったかもという思考が働き、自分を責めて、不安になります。

減点法的な自分もありのままと肯定することもできますが、減点法はありのままではない自分になろうとするときの考え方です。

また減点法の出所が完璧主義からくるところにあるという見方もできます。

完璧な自分というのは決してありのままではありません。

ありのままでいるということは欠けがあってもそれを良しとするところから始まるのです。

どんな自分にもOKを出す。どうせ一人で自己対話の時間を持つのであれば、「反省会」ではなくてよくやったと自分を励ます、「激励会」や「慰労会」をすることをお勧めします。

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