カウンセリングでより良い人間関係をつくる方法 4 相手に敬意を持つ
カウンセリングの技法をコミュニケーションに持ち出して、使うことができます。
傾聴する、オウム返し、質問などなど
ただ、大事なのが形だけ真似してもうまくいきません。大切なのは相手に対する敬意です。相手が、無職だろうが、心の病だろうが、自分より年下だろうが関係ありません。一人の人間として、敬意をもって接しているかが重要です。
これは人間関係でも同じことが言えます。どれだけコミュニケーションスキルを身につけても、相手に対して敬意がなければ、人間関係はぎくしゃくします。(ちなみにこのぎくしゃくは緊張感のことです。)
敬意がないと上から目線になります。
上から目線は、相手への支配です。そして、通常は支配は恐怖心をもたらします。だから、けんかになるか、そのまま接する機会を意図的に減らされるかということになります。
「通常は」とあえて書いたのは、中には支配されることで自分の存在感を得る人もいるからです。ただ、この場合は共依存なので健全な人間関係ではありません。
相手への敬意を持つには、相手の存在に目を向けておく必要があります。相手も命あるとうとう存在であるという思いです。
この思いが敬意を持っていることを相手に伝えることのできる数少ない手段です。
相手の存在を大切にする。それだけでコミュニケーションはうまくいくと言っても過言ではありません。
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