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2024年4月行動記録

4月なりました。
もう今年の4分の1が終わったと思ったら時の経つのは早い。気付けば息子も高校生、父親はどんどん生活費が増える家庭環境に半笑いの毎日です。

息子の入学式に行った。もう高校生か早いものだ。
週末は博多のタレント事務所のkidsクラスのレッスン。何年もやってると子どもの成長の早さに驚く。
kidsレッスンでは毎回最後に絵本の読み聞かせをやる。選ぶ事も楽しいし読んで感想や気付きをシェアする時間も楽しい。

そして、先月の8hours「愛は練り物」博多公演に引き続き、急遽佐世保凱旋公演が決まって公演した。

福岡よりもパワーアップしてた印象でした。

そして、仕事は舞台監督モードへ
ちょっと前に相談電話があった。
以前舞台監督で東京公演した劇場の仕込みどんな感じだった?みたいな。
電話の相手は熊本の劇団きららの池田さん。
図面や当時の資料送りますよと話ながらスケジュール聞かれながら、4.5月のスケジュールも聞かれながら、気付けば舞台監督が私に決まってた!
奇跡的に全公演空いてたし、大変世話になった劇団に恩返しだ。俳優も楽しいが、裏方もやりがいのある仕事で、色んな経験が今の自分を支えてるなと感じる。さあて久しぶり図面やタイムテーブル書きますか!となってあっという間に熊本公演。
下通りのホテルに1週間滞在。
熊本の週末の元気のよさに驚いた。

週末の夜の熊本は元気ばい

しかしながら、客観的に劇団きららの作品を毎回観てると色んな発見がある。しっかりと作り込まれた空間と削ぎ落とされたセリフ達が何も無い空間に色んな景色を見せてくれる。また出たいなぁ。
この作品は熊本の後、東京、宮崎とツアーなのだ。
舞台監督という仕事も好きだなぁと再確認。

熊本の帰りに山鹿温泉に寄って帰ってきた。
お湯とろとろ、若返りました。

さくら湯最高、安いし、平日はゆったり浸かれる美人の湯

ここで、山鹿といえば富良野塾の大先輩が住んでいるのだ。そして初監督となって山鹿を舞台にした映画が上演されている。そのチラシを発見。

出演はこれまた先輩の水津さん。いつもかっちょえ〜な

九州で俳優やってる有門正太郎を是非次は使ってくださいませ。

北九州に帰ってすぐに大阪へ
こちらは地域創造リージョナルシアター事業。
登録アーティストである私の今年の担当が大阪の某劇場なのだ。
簡単に言うと、応募のある全国のホールから選ばれた一ヶ所を担当し、アーティストが派遣されて課題解決を演劇のプログラムを通して考えるみたいな仕事。今回は下見派遣。
フィールドワークやらプログラム内容やらまあ会議や視察ばかり。でも楽しくなりそうた。実施日は秋と冬、また報告する。ちなみに昨年は茨城県茨城町だった。

興味ないかもだけど、報告書載せてみよ。
こんな仕事してます。
令和4年度の報告書
静岡県島田市と徳島県徳島市に行った。
p32とp44

https://www.jafra.or.jp/fs/5/8/3/8/7/_/R4_regional_houkokusyo.pdf


下見の帰り電車の外から飛び込んで来た景色にハッとした。

空中庭園のあるビル

梅田スカイビルというらしい。
このビルには若かりし頃の思い出が詰まっている。

18歳の頃、高校3年の夏休み前家出をした。
将来の不安と希望と絶望が一気に押し寄せ飛び出した。セピアZ Z(スクーター)で大阪まで。

ノンストップで運転してたが、深夜に姫路の手前でガス欠になった。
スクーターを押しながら峠を越えていると一台の軽トラが停まって

「どないしたん?、次のガソリンスタンドまで乗せてったるわー、バイク乗せり」

若い兄ちゃんに助けられた。
バイクのKawasakiのステッカーをデザインしてる兄ちゃんだった。

「彼女に振られて傷心ドライブしてたんや」

北九州の門司から来た事を話すと笑いながら

「マジか、スゲーな」と笑いながら

「姫路城にある1億円トイレはおすすめやで」

と教えてくれた。今でも実家の何処かに名刺を持っている。人に助けられて兵庫県が姫路が好きになった。

そして、なんとか大阪の巨大な街が見えてきた時に目に入ったのが、大阪スカイビルの空中庭園

当時やってた「パペポTV」の笑福亭鶴瓶に憧れて、
歓迎遠足でやった出し物のビデオ片手に鶴瓶に会いたくて家出した少年には、あのビルは頭殴られた様な衝撃だった。

スケールが大きすぎて自分があまりにもちっぽけに感じた事を覚えている。
なんでそんな風に思ったんだろうか今になると不思議だか、当時は本気で圧倒的な大きさの大阪に落ち込んだ。
もちろん鶴瓶にも会えなかった。

そのビルが目の前にある。

今は初恋相手にでも会ったようで、少し甘酸っぱい気持ちになった。そしてなんだか生温い気持ちの自分が少し後ろめたい気もした。

気付けば4月も終わっていた。

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