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岡崎かつひろ『なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?』出版記念トークショー

2019年8月25日(日)AM7時。TSUTAYA大崎駅前店にて、岡崎かつひろさんの新作著書なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?の、出版記念トークショーが開催されました。

本イベントは、出版後初となるトークショーで、『お金』と『時間』をテーマに進行され、100名近い参加者が休日の早朝を感じさせない熱気を帯び、終始笑いが耐えない、楽しく学びある時間になりました。

①お金を稼げる顔がある

冒頭、「顔にはお金を稼げる福顔がある」とおっしゃる岡崎さん。福顔の特徴は2つ。口角を上げ、目尻を下げるというもの。

確かに岡崎さんはいつも、口角が上がって目尻が下がってニコニコされていますね。

このことにはしっかりとしたロジックがあります。

人は笑顔の人の周りに集まる傾向があります。そして、人が集まると、そこに小さな経済圏が生まれ、お金も集まってくる。商いの世界で長期的な繁栄をされている方がいつも笑顔であることには、そういった理由があるみたいです。

累計発行部数800万部を超える日本を代表するベストセラー作家の本田健さんの著書『happy money』に、「お金には、人を幸せにすることで得られるハッピーマネーと、不義理をすることで手元に入るアンハッピーマネーがある」と書かれています。

いつもニコニコして周囲の人達を幸せにし、ハッピーマネーがジャブジャブの人生を送りたくなるお話でした。

②そもそもお金ってなに?

どうも日本人は、幼いころからお金について考えることに抵抗感がある人が多いようです。

お金の捉え方は千差万別で、人によって大きく変わってきます。

ネガティブな印象がある人は、手元にお金があっても怖いと思ってしまうようですね。

お金にポジティブなイメージがある方は、お金は社会貢献の証だから、稼いでいる自分に誇りを持っているとのこと。

岡崎さんは飲食店を3店舗経営されているため、それだけ多くの方に喜んで貰っている証拠だとおっしゃっていました。

BtoBやBtoCからCtoCへ移行している時代だからこそ、お金に対するネガティブな感情を手放せるかどうかが、新時代を豊かに生きていくキーになりそうですね。

③世の中の多くの人はお金と時間の両方取りをしていない

一般的に人は、以下の3タイプのどれかであることが多いようです。
・お金はあるけど時間が無い
・お金は無いけど時間はある
・お金も時間もどちらも無い

思い当たるフシがありますね。

なぜ、このようなことになるのか?

それは、多くの人がファイナンシャルインテリジェンス(お金の知性)を身に付けず、パーキンソンの法則に従って生きているからです。

パーキンソンの法則
第一法則:仕事量は与えられた時間の分だけ膨張する。もしくは、期限に合わせて仕事をする。
第二法則:支出は収入に比例する。

つまり、時間をお金に変える働き方をしている人は、働いたら働いただけ収入は増えるが、そのぶん支出も増えてしまうため、お金や時間に追われ続ける人生を歩んでしまう傾向にあるとのことです。

しかし世の中には、稀にお金と時間の両方取りをされている人がいらっしゃるようです。

④ストックとフロー:2種類のお金の稼ぎ方

収入には2つの概念があります。フロー収入ストック収入です。

多くの人がフロー収入を得ていて、自身の時間をお金に変える生き方をしています。ストック収入は不労所得とも呼ばれていて、仕組みから得られる収入のことをいいます。

※不労所得は、アンエンプロイドインカムを和訳した言葉です。本来は会社員ではない収入という意味ですが、楽をして稼げる(働かずに得られる収入)という誤った解釈をしてしまう人が多いです。

お金にも時間にも余裕がある、経済的自由人になるには、ストックの収入をつくりだす必要があるとのことです。詳細を知りたい方は、『なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?』を読んでいただけたらと思います。

⑤年収1,000万円くらいの人が最も破産率が高い

本にも書いてあることですが、今回、岡崎さんから面白いお話を聞きました。今、お金に困っていなくても知っておいて損は無いと思います。

真面目で一生懸命な働き者の、奥さんとお子さんがいらっしゃる年収が約1,000万円の大手企業か外資企業で勤めている方がいます。
収入が上がったということでタワーマンションに引っ越しをし、高級車を購入。当然、ローンを組みますので支出が増えます。
収入がそれなりにあるのでダメージはそれほどではないかもしれませんが、ある時、会社が倒産してしまいました。元々高給取りだっただけに、同じくらいの給料が貰える転職先など、そう簡単には見つかりません。
結果、ローンの支払いができなくなり、自己破産してしまいました。

ドラマや漫画でありそうなエピソードですね。しかしこの話、現実によくある話なんだそうです。

こういったことの対策についてなども、本に詳しく書いてあるので、興味ある方は読んでみてください。

⑥まず始めるべきことは自己投資

本書を読むことで読者の大半は、ストック収入が欲しくなると思います。

だからといって、いきなり何かしらの投資を始めたり、不動産を購入したり、起業をすれば良いというものでは無いとのこと。

岡崎さんがおっしゃるには、まず最初に始めるべきことは、自己投資なんだそうです。

良い本を読んだり、ためになる勉強会に参加をして、学ぶことから始めることを推奨されていました。

「明日やろう」は馬鹿野郎で、今日からできることを始めることが、豊かな人生に繋がっていくとのことです。

サイン会

イベント終了後、サイン会が行われました。

今日のイベントに参加したことで、改めて再読しようかと思います。

それにしても、朝活って良いですね。休日はついうっかり、普段より遅くまで寝がちですが、今日はまだまだ時間がたっぷりあります。今後も朝活をやっていこうという気になりましたね。

スピーカー情報

岡崎かつひろ
HP:https://okazakikatsuhiro.com/prof/
twitter:https://twitter.com/katsu_okazaki
Instagram:https://www.instagram.com/okazakikatsuhiro/
You Tube:https://www.youtube.com/channel/UCGk8kSUiSQpfR3OR7Zrwfxg
著書:自分を安売りするのは"いますぐ"やめなさい。言いなりの人生は"いますぐ"やめなさい。憂鬱な毎日は"いますぐ"やめなさい。なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?

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