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#008.終了予定時刻から感じる「圧倒的リアル」

おつかれさまです。「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとです。

前回、「結局”実行”が大事なんだよ、そしてタスクシュートは”実行”を後押ししてくれるよ」的な話をしました。

では実際、どう後押ししてくれるのでしょうか。今日はそのあたりを。

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実は具体的な後押しに方法については、#002ですでに説明してたりする。

すなわち、「プランとして載ってくるその日のリストが現実的である」という特徴がそれにあたる。

もともと無理だとわかりきってる計画に対して、人間はやる気がおきない。

タスクシュートは見積時間と現在時刻の加算からプランに乗っているタスクがすべて完了したときの時刻を「終了予定時刻」として常にリアルタイムで把握することができる。

これによって自分が今日やろうとしているタスクが現実的か?というのを確認しながら物事を進められる。

やりたいことを全部やるぞ!と意気込んでもそれらが終わるのが深夜3:00だったらげんなりするし、それは現実的なプランとは言えないということになる。

したがって「終了予定時刻」は、常に「このプランが現実的か?」を教えてくれるメトリックの役割を果たしてくれている。

この役割以外に「終了予定時刻」は別の側面からとしても実行の後押しになっている。

それは締め切り効果としての側面だ。終了予定時刻はすべてのタスクが完了した時の予定時刻を表示してくれているが、その時刻はすべてのタスクを絶え間なく、淀みなく見積もりどおりに終わらせた時刻になっている。

当然、タスクを実行せずボーッとしてたり、プランに載ってないタスクをしてしまったり(いわゆる脱線)すると終了予定時刻は刻一刻と後ろに延びていく。

これがプレッシャーとして一種の締め切り効果として働く。

ボーッとした分や脱線してTwitterを眺めてしまった分、終了予定時刻が後ろに延びる。

タスクシュートを仕事中にのみ使っていなかれば、それがイコール帰宅時間だし、1日全体に使っていればイコール就寝時間となる。

この終了予定時刻が常にリアルタイムにフィードバックを受けるというのが強い。

カレンダーだとこうはいかない。例えば「今日は19時に退勤しよう」と決めて、それをカレンダーの予定として組み込んだとしても、その自分との約束と日々の過ごし方には無限に近い距離がある。

もちろん「19時に帰るためにはこれくらいの仕事量に抑えておかなければならない」とか「18時半までにはこのタスクは終えておかないといけない」とか頭の中でシミュレーションすることはできるし、多くの人はやっていると思うが、タスクシュートの「終了予定時刻」から感じるリアルさと圧に比べると弱い。

タスクシュートはあまり期限や締切を意識したりせず、決して締め切り駆動なタスク管理術ではないんだけど、1日の区切りという視点でいえば、この「終了予定時刻」は強烈な締切になっていると思う。

そしてこの強烈な締切からの圧が人を"実行"に導くのだと思う。

今日はこのへんで。ありひとでした。


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