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【読書メモ】マンガでわかる!タスクシュート時間術〈超入門〉

情報

  • 著者:岡野純、佐々木正悟

  • 読了日:2022.01.03

感想

 一家の引っ越しを題材に、時間術「タスクシュート」についてマンガ形式で説明しくてる本。

 わたしは2021年の1月から「たすくま」というiPhoneアプリを使って「タスクシュート」を実践している。これまでに色んな時間術・タスク管理術、それに類するアプリを使ってきたけど、今は「たすくま」による「タスクシュート」に落ち着いている。

 ただし、1年間使っている身だけど「タスクシュート」とは……なんてわたしから説明するのはなかなかに荷が重い。それだけこの時間術は奥が深い。

 ざっくりわたしの中での理解はこんな感じ。

  • 1日実施予定のすべてのタスクが見積時間ともに一覧化されており、それをすべて終わらせれば帰宅できるor就寝できるTODOリストになっている

  • 各作業の見積時間を足し合わせた時間が帰宅できるor就寝できる予定時間

  • 上記のタスクや見積時間はゼロから作るのではなく、日々における行動の記録から作成する

  • なので、「タスクシュート」を実現するためのツールはタスク管理と同時に時間記録ができるようになっている(なってなければいけない)

 もう少し知りたい人はぜひ本書を読んでもらいたい。わたしも1年使ってきたツールについての振り返りを兼ねて概念を復習するために今回本書を手に取ったわけだが、さっと読めて役立った。マンガなので30分もかからず読めるし、オススメ。

 マンガを読んでみて、さらに詳細を知りたくなったら下記の本が体系的にまとまっている。ちなみに共著者の大橋悦夫さんは「タスクシュート」開発者である。

読書メモ

 前述したとおり、このマンガは「「タスクシュート」の復習をする」という目的を大いに果たしてくれた。

 ただそれ以上におおきな価値を与えてくれた一文(一コマ)があったので残しておく。

 それはマンガの後半の章「やらないことを決める」で主人公がタスクシュートの師匠的な存在から「"やらないことリスト"を作るとよい」というアドバイスを受けるシーン。

 主人公からの"やらないこと"の基準は何かという質問に対する師匠の回答が、頭をガツンとやられたような衝撃だった

 その基準がこちら。

①時間がかかりそうなこと
②価値のあること

岡野純、佐々木正悟『マンガでわかる!タスクシュート時間術〈超入門〉』より

 ②がふつうに逆じゃない?って思うんだけど、その理由をきくとすごい納得してしまう。自己投資のために勉強とかってマクロでみたら絶対「価値のあること」なんだろうけど、その中でも真に自分に必要なことを見極める・切り捨ててこそはじめて時間の節約ができるということだろう。

 このへんは「エッセンシャル思考」と通ずるものがあるし、言われてみれば当然なんだけど、実行にうつすのはかなり難しい気がする。。。今後の課題だよなぁ。

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