Ⅰ- 3 発想・想像

最終更新: 2024年4月1日

応用を伴うアウトプット

① 自分独自の味(クセ)を生かしつつ 自分でよく考えるための基礎となる想像・発想力をトレーニングする。
基本的な認知機能 (感覚・感情・知識・記憶) をどう使い、何をどう考えればよいかという、基礎的な思考法。
様々な発想法や思考法・思考の型、発想の方法論を理解し、トレーニングする。

② 柔軟な発想をもって 問題・課題を発見し、それらを解決する新しいアイデアや納得解を発想し、また多面的、多角的な視点から、物事や人物について様々な可能性を想像するための思考法を理解し、実践練習する。

探索→仮説検証→検証



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3-1 発想


発想は単に知識や定石を想起し列挙することではない。
知識を披露することではない。その知識を元に、新しいものを生み出す、自分なりの独自の価値観を作るのが必要

0から1を生み出す
1から新しいものを生み出す。


a) 発想

解決策立案+自由な発想

白紙の画用紙に自由に書き込む
奥深くで本質的に繋がっている関係性を見つける

飛躍(ひらめき)と自由
基本は知識・経験に基づく
思索、発見、発案、空想、ひらめき、思いつき
自由な発想・想像
馬鹿げた発想
能動性 遊び心
独創 オリジナリティ クリエイティブ、イマジナティブ
発散思考(右脳的思考)
多くの知識があったほうが引き出しは多くなる
工夫して遊ぶ
アイデアの発見と育成
アートにおける創造性

まったく分からない問題に会った場合の対処法
見たことがない問題を解けるセンス
 解き方がわかったらちゃんと覚えておこうね

創造的なものとは、ある種間違いであることが多いが、間違いをおそれない。というかそもそも自由なんだから正解、間違いはない。

新しい概念や命題を導く
納得解、解決策、新しい価値を導き出す
新しいアイデアを生み出し(発想)、問題解決をする

様々な思考法
直観と論理思考は対立するものではなく、相互に補う関係にある。
論理的思考、物事を順序立てて(線形に)考える。
マインドマップみたく発散させずにMECEに基づいて着実に(前から/逆算して)考える?


 1. 自由な想像・発想 〈異次元の発見や発明/創造的な推論〉


無制限な想像。想像可能な世界を広げる。

完全なる発想にともなう問題解決、アイデアの発見

技術論なしで絵を描く。ここに正解はない

飛びすぎてる事象(風と桶屋)を無理やり繋げる

創造は、(誰もみたことがない)人間の可能性を模索し続けること。
創作、創造・発明・アイデア

心の中に浮かぶイメージを鮮やかなもの(明確に)する。

制約のない、型にとらわれない思考
空想、自分の中だけの世界
自由な想像、妄想を奨励する、物思いに耽る
そもそも想像や発想は自由なものである
あなたの考えたことは誰にも咎められることはない。
そんなすぐポンポンと発見しようと思って発見できるもんはない
目を閉じて、自分の好きなように想像
実際にゼロベースってわけではないが
創造力がゼロベースで「常識にとらわれない発想や工夫」である上、先人から与えられた既存のフレームワークやセオリーをそのまま当てはめただけでは、創造的なアイデアや問題解決策には辿り着かない。ありとあらゆる可能性を考えるようアプローチが必要であり、例え新しい解を得られたとしても、常に一つの答えに留まらず、他に可能性がないかを考える思考が必要だ。

ユーモア、遊び心
 でも、ただ公式、定石につっこむだけが発想なの?独創性
 何かに突っ込むだけ
 手法が変わっただけ

自由な想像・発想のトレーニング
ぬいぐるみが動くアニメ。トイストーリー。人形遊び、劇
シミュレーション、ロールプレイ、フィクション


 2. 発想のための意識

既存観念の撤廃
発想思考、ひらめき・気づきのためのコツ、方法論

(1) 上位目的へ遡る
上位目的に遡り、真の目的を見極める。与えられた目的が「手段の一つ」でしかないことに気が付き、より上位の目的に視座を上げる視点を持てれば、時に新たな手段を用いてブレークスルーしていくことが可能になる。
・定義との照らし合わせ(きちんと決められている場合)
・そもそもこれってなんだっけ?と初歩から考える

(2) 前提、常識、定石を疑う
バイアスを破壊する
創造力を高め、これまでにはない新たな価値を生み出すには、今目の前にある「常識」を崩す必要がある。そして「常識」とは、
誰もが当たり前に置いている前提を元に当たり前の論理・筋道で考えた結果誰もが当たり前だと思う結論に至った物事を指す。
だとすれば前提を覆してしまえば、創造力を発揮しやすくなる。

(3) 枠組みをリフレーミングする
柔軟性: 固定観念にとらわれず、柔軟な思考が必要です。思考の枠組みを広げることで、新しいアイディアが湧き出ることがあります。
自分ができることの範囲の中で考えるのではなく、いったん自分の守備範囲を忘れ、思考の枠組みをリフレーミングすることができれば、創造力を高めるチャンスは広がっていく。

(4) 別の概念を組み合わせる
創造力を発揮するには、形のある「物体」と形のない「概念」を切り分け、それぞれの「組み合わせ方」を考えることも有用だ。
例えば「紙コップ」は物体として捉えれば「紙でできた円柱形の立体物」だが、
「聞くもの」という概念=糸電話など、その様相を変える。
このように「形のある物体」と「形のない概念」を切り分け「形のない概念」を縦横無尽に組み合わせれば、これまでにはない新たな価値を生み出しやすくなる。

(5) 発想のための方法論
思考のモードを切り替える
わざと言語・論理・メディアから考えなおしてみる
隠された前提がみえてくる(5W1H, デッサン)
cognication
マインドマップ
フレームワーク(何を考えるかを決める)
弁証法
「なぜ」「否定」「思考実験」

(6) 問題意識、主体性をもつ
問題意識「探究は疑問から始まる」
観察する癖をつけ気になったことを深ぼる。
答えが分かっていても当たり前を当たり前だと思わず、自分で深く考え直してみる

(7) 創造の「4段階説」

インプットして降ってくるのを待つ
意欲や好奇心がないと発想はみつからない。
あまり興味ないことでも一度知ってみようと思うことの大切さ。

(8) 問題の分析

構造把握(分析)

発想のトレーニング
 1. 結果を想像する(前向きの推論)
 2. 原因を推測する(後ろ向きの推論)
 4コマ漫画の途中を考える(前向き+後ろ向きの推論)とか
 未知原因の推測
 非現実や未来の予測
ひらめきクイズ、トレーニング
・謎解き、発散課題
未来予測


b) 連想

 1. 連想

「連想とは、状況に合わせて何を想起するかということ。」
深く考え(構造を分析し)、
経験と関連性をもとに

一度得た知識や考え方を状況にあわせて正しく使えること。

連想するためには、経験と知識の引き出しが必要である。そのためには、まずさまざまな情報や経験から意味を見出してそれを知識として記憶し、さらにそれらの知識を連関するように努めることが重要だ。

知識や経験を一般化する、関連付ける。
(ややこしいが) 連想するためには、先に関連づいた知識とともに記憶しておくと効果的である。だがそのためには、何が関連した知識かを思い出す連想力が必要である。

気づきを他に応用する。

連想=想起(類推、応用)

「目に見えない原理や構造」を洞察し(見出し)、「異なる分野との類似性」を見出す。
パターン認識

問題がとけないときは、基礎がしっかりしていないのではなく「連想力」が身についていない場合がある。
その目的や状況に合った知識や経験を想起する
知識Aと知識Bの組み合わせだと気づく
既知の知識を組み合わせて考える

だいたいの場合、発散的思考と呼ばれる浅くて速い思考法は、連想をもとにしている。
勘や直感って、知識と経験を裏付けとした思考の瞬発力

新しいアイデアを思いつきたいときは、ある程度離れた事柄から連想する

Aは〜という特徴がある。

目の前の黄色いスツールを見て、ふと円柱の体積公式を思い浮かべることは「連想」と呼ばれます。連想は、ある刺激や情報から別の関連するアイデアを引き起こすプロセスです。

この場合、スツールをみて円柱の形状を連想し、その次元や体積に関連する情報を思い浮かべることになります。このような連想は、私たちの知識や経験、学習した内容を元にして行われます。スツールの形状や色が円柱の特徴に近い場合、連想が自然に起こりやすくなります。

連想は、創造性や問題解決のプロセスにおいても重要な役割を果たします。新たなアイデアや解決策を見つけるために、異なるアイデアを結びつけることが求められます。このような連想のプロセスを通じて、新たな発見や洞察が生まれることがあります。

いろいろなことを関連づけて考える
連想ゲーム

問題を見たときに方針が立つ、瞬間的に解法がわかる
一度解いたものと類似した初出の問題に対して解法を思い付く
(+解ける → 応用能力)

ランダムに
または問題が(自分の知識で)解けそうかどうか瞬時に判別する能力。
(発想が必要な問題なのか)

物事の構造を見抜き、記憶をもとに類似の構造を探す。
まずは特徴、繋がりを見つける
類似性を見つける
見たことがある問題のどれに当てはまるか、どれに似ているか、どれが複合されているのか
知識を生み出す

高速な連想・類推による問題解決
記憶力、連想力が必要。
記憶をもとにした、浅いが高速で発散的な思考
無意識の勘、暗黙知
知識を使いこなす
既知の内容との類似性に着目して新しい事柄を見いだす

我々の認知活動を支えるのは、規則やルールではなく、類似を用いた思考=類推である。知識の獲得や発見、仮説の生成、物事の再吟味に大きな力を発揮する類推。それを可能にする構造とはどんなものか。心の働きの面白さへと誘う認知科学の成果。

定石や、似た経験を応用できるか
似ているものから推論する
既存の知識や情報を活用して、リンクさせ、新しい類似の状況に模倣して適用する
類推力は、新たな問題や状況に対して、以前に似た問題や状況を経験したことがあるという感覚や思考プロセスを指します。
類推力を持つ人は、過去の経験や知識を活用して新たな問いに取り組む際に、類似性やパターンを見出し、それを基に解決策を導き出すことができます。類推力は創造性や問題解決能力の向上に貢献する重要な能力とされています。
味付けが濃いと思考力が必要な応用問題となる
数値変えとはまた違う類題をたくさん解くことで多分こういった力がつく

 2. 観念連合 〈直観的な発想〉

思いつき
アレンジ、リマスター
自由な発想で問題解決するのにはエネルギーが必要だし
一度自分の頭で考えたことはパターンになって記憶されるので
多くの場合、問題解決には知識があった方がいいこともある

考えられることを無制限に可能な限り多く高速で列挙していく

直観
言語/論理的知識、あるいは過去の実体験や追体験に基づいて

知識を使った発想 情報編集・情報処理

ここで連想→ブレインストーミング。
ChatGPTは定石を出してくれてるだけ。
ただ定石をひととおり出して終わりじゃダメ。
それ以上出さないと意味ない。
この世にない、新しいものを生み出すこと。
たくさんアイデアが生まれるといいね
発想法の種類(ブレインストーミング、弁証法、アウフヘーベン)
アイデアの組み合わせ
 だいたいは公式、定石をあてはめればなんとかなる
 これまでの記憶や経験をもとに→大量データベースをもとに定石A×定石Bの掛け算ならChatGPTがツールとして使えるかも
情報収集と連想が必要

パターン図式、類比、パズル、ジグソーパズル



3-2 想像

内容理解に加え、自身の知識や経験と関連づけて 納得や実感を伴った 自分なりの理解、想像ができること。

① 自分と違う価値観を深く理解する
② 多面的、多角的な視点から、物事や人物について様々な可能性を想像する。

・価値観がどう違うのかを(質問を通して)探り、相互に理解を深める。
・価値観の本質を引き出し、理解する(ために質問を繰り返す)。
・コツとして、類似点・相違点等を認識する
・文化や背景を理解する
自分の頭で考える、自分の中で決着をつける

どういう違いがあるかを理解する Agree to Disagree

知識だけあって自分なりの考えがもてない人にならない。
教養を、頭の中の単なるデータベースで終わらせないこと。


a) 客観的思考

 1. 洞察 〈実感を伴った理解〉


内容理解に加え「自身の知識や経験と関連づけて」納得や実感を伴った 自分なりの理解、想像ができること。
自分の知識を体系立てること。

自分で体験できる経験や知識は、実感とともに学ぶことができるため、想像の必要なく理解できる場合がある。一方で、頭の中だけで納得すべき物事や現象の知識も存在する。たとえば、感覚的には理解できない事象(地動説)や目に見えないもの(巨大、微小、不可視)や、概念や仕組み、自分と異なる思考法や価値観などがこれに該当する。こういった内容を、自身の知識や経験と関連づけることで実感を伴った理解ができるようにする。


新しいイマジナリーな概念を受け入れ、深く理解し、その本質を見抜くことを「想像力」と呼びます。想像力によって、実感のある理解が促進され、概念の理解が深まります。

自分の価値観とは違うことを、自分の中でかんがえてみること
個人の行為による結果、他者の感情・思考・価値観、取りうる選択肢
想像力は、未知を解明し、新しい領域を開拓する為の足掛かりとなる。
「納得・同意はせずとも、理解できるようになる。」

主観的な感覚をもちつつ、
自分と離れた客観的な立場に立ったり、
または自分が理解しやすいような具体例を考えてみたり
想いを汲み取る

自分と接点がないもの、ただの第三者として
情報が足りない(文脈から切り離されている)中で是か否か論じるのは危険すぎる
文脈を排除して考える思考はよくない
経験から情報を補足する

ファンタジーは真の経験たるか死を理解できるか
臨死体験したことがある人の経験を聞いたうえで、自身の身体経験と結びつけることで初めて追体験することはできる

実感に伴った本質的な理解
世界理解するほど理解もできる
一見現実離れした理論でも、現実問題に応用できることがある。

① 相手の視点と「自身の視点」との類似点、違いを認識する。

情報を自分自身の知識と関連づけて理解し、整理する
自分の知識・経験をもとに自分自身の中に落とし込めるか、説明できるか
体験に結びつけること 実感を伴わせる
意識して視座(=立場)を高めて物事を考える。
実感を伴った知識をもとに(実感が多いほど理解が容易)

・自分自身の言葉でまとめる:
 記憶する内容そのままではなく、自分がもっている既存の知識と関連付けて記憶する。知識を結びつける。
自分が知っている事例と結びつける
自分の知っている知識とイメージにより理解がなりたつ
 記憶する上で感じた点や、重要だと思った点とともに記憶する。
 知識を整理する
たくさんの情報、知識、繋がりをもち、個人の実感に伴った理解や発想をおこなう。
実際に行動している自分を想像

比較・対比

主観的に考える
自分自身の原体験・追体験をもとに

自分自身の観念(価値観)に問うてみる
自分はどう考えるか。
自己の価値観形成。
自己理解と他者理解、世界理解は行って帰っての関係。
どちらも同様に大事だし、目的としてどちらが上とかはない


観点の追加とそれに基づく思考、評価、絞り込み
アイデアや行動を検証、整理する。

批判的思考
深い思考の楽しさ
本質を見抜き、自分なりのオリジナルの答え=腹落ちする解決策=納得解を出す力をつける。
新しい価値を見つける。
わからないからまず自分で考えてみる。答えをすぐ他に求めようとしない。

リアル感のある仮説であるように考察する(理想論でないこと)

直感でパッとなんとなく評価する前に一度自分の頭で考えてみる。
眼の前の問題に対してすぐに答えを教えてもらおうとするのではなく、まずは自分なりにかんがえてみることの大切さを知る。
気づきとは「気づく」「見出す」「思いつく」といった状況分析から答えを導き出すことであり、パズルやなぞなぞを解くといった時に使うことができます。これは記憶力の判定ではなく、直感でもありません。

「自分の頭で考える」の大事さがよく言われるが、自分の頭がクリシェでいっぱいになってることはありうるわけで、より根源的なのは「自分の言葉で喋る」ことにある。しかし、難しいことだ。

現実的な状況を想定し、実際の問題に対処することで、実践的なスキルを習得することができます。

多面的・多角的な思考には多くの経験・知識が必要である。

考察、洞察、仮説形成、確認
発想が必要なこともある

主体性をもって(能動的)湧き上がる深い思考
自分で考えること、深く考えること
独自の芯の通った軸に基づいて考えること
わからなかったら自分で考えよう、想像してみようという気持ち
自分の価値観で考えてみること

情報を自分なりに噛み砕いて、自分のものにする
自分の知識や経験、価値観をもとに思考し、情報を編集(加工)する能力

自分なりの意見をもったり感じたりするために
じっくりと時間をかけて思案する行為

物事の様々な側面、見方
いろんな側面をリンクさせて考える
悪意なき想像力、洞察の欠如「考えが至らなかった」
判断を下す(問題解決)ために一つひとつの物事を徹底的に深く考え抜き、精査する力
多様な視点を行き来させることによって、異なる概念や切り口を見出す


b) 多面的思考

批判的思考ともいう。 気遣い
物事を深く考え、解決策を見出す能力です。問題が発生した際に、冷静に状況を判断し、最善の策を見出すことが求められます。
あらゆる可能性やリスクを考えた、網羅的な推論。矛盾のない、合理的な推測。
仮説を立てている場合、自分の仮説に穴がないか批判的思考、ここで沢山ある仮説を一つずつ棄却していく
失敗したら仮説を練り直し再検証(試行錯誤)
 さまざまな自分なりの答え/推論を立てる 
 自分で考えた結果として意見を考える
 答えが出ないなら出ないで良い。問題解決しない、逃げたり忘れたりすることも手。

自分の頭で考える、自分の中で決着をつける

 1. 問題発見 〈課題発見〉


問題を自力で発見し 模索する
分析観点、論点の追加
問うてみる、立ち止まって考える
1 物事に気づく
2 疑問を持つ、新しい問いを立てる
3 問を突き詰める、問いの関係を整理する
疑問を「適切な問い」へ展開する
漠然としたものではなく、具体的な問題設定
確認も質問も技術だから、教えなければ出来るようになりません。

街や本、実験を見せて、身の回りの疑問に思ったことを列挙させる
なんだってちょっと考えれば新しい疑問が湧いてくるはず。
自分の興味分野に応じて、問いを立てる力は変わる 
実際にやってることを想像する
いろんな矛盾点や疑問点をだしていく

問題(起きたこと)と課題(起きそうなこと)
どうして どうしたら


 2. 考察 〈様々な視点からの推論〉

知識や価値観について、様々な観点から洞察・推論ができる。
「Aという観点からは、この事象はBという結論が導かれるはずだ」 

自分の行動で何が起こるかを考える
​​自分の行動選択の際のメリット・デメリット
色んな評価軸を考えるにも知識、発想力が必要
俯瞰
単一の視点に立つのではなく、全体像やつながりを考慮して問題や課題を捉え、多面的な視点から分析することを指します。この手法は、問題の本質や影響範囲を把握し、より効果的な解決策を見出すために重要な役割を果たします。
 高い視座=抽象的に考える 抽象化しすぎても良くない
 自分なりに物事を解釈し、思考する
 一つのことからここまで深く(有機的に)思考を深めることができる

別の見方・別の意見
この点ではすごいけどこの点ではすごくない
俺らは価値基準を多様にさせていかなきゃいけないし、人間にそもそも生きる価値はある。
でも根拠のない自信も必要じゃないかな?

1 物事を客観視する
2 物事を俯瞰で考える
3 物事を抽象化して考える
4 法則をストックする
5 具体に落とす

物事を客観的(=多面的、多角的)に見るための思考法
考えを深めるための質問
批判的思考
自分なりの考え方
物事は多面的で、思いもよらない様々な側面がある
視野を広げる、新たな視点から課題を発見する
一つのものをいろんな視点から見る、特徴をみつける
一元論的に物事を考えない。複数の側面からの考え方をもって
日常的に疑問・興味をもつ、これまでの世界に対する理解をもとに、
常識にとらわれない
情報収集の重要性、アンテナ
・自分の家の階段が何段あるかとか、気にしてみる
そのために 観察したり、〜したり
前提と、問題の詳細を知ること。
問題を明確にすることは、問題解決のための重要な第一歩です。問題を正確に理解し、その根本原因を特定することができる能力が必要です。
だめならエビデンスをとることが問題解決です。
まあ思考のフレームワークを使っても? 着目点(焦点を絞る)の目処をたてておく

物事を多面的に捉えることができれば「視点の置き方」や「視野の広さ」「視座の高さ」など、多様な視点を行き来させることによって、人とは異なる概念や切り口を見出せるようになる。「常識にとらわれない発想や工夫」を取り入れ「新しい価値を生み出す」ヒントとなるはずだ。

批判的・客観的思考: 問題を分析し、状況を評価する能力が重要です。クリティカルシンキングによって、アイディアの妥当性や実現可能性を判断できます。


c) 多角的思考

 1. 推察〈様々な人の気持ちの推察〉

多角的な立場を考えるには、実はChatGPTに聞くのもいいかもしれない。
自分で考えて思考の漏れがないことを考えること。

自分中心の考えを抜け切って客観的にみる
主観的な「決めつけ」や「思い込み」を排し、
逆を言えば「自分とは異なる価値観」は「あなたが知らなかった世界との出会い」でもある。いったんは受け入れてみることができれば、あなたの視点や視野は格段に広がるはずだ。
もしあなたが多面的思考を鍛えたいなら、自分の経験や価値観、あるいは立場からくる決めつけや思い込みといった先入観を排除するトレーニングをしてみよう。そして他人の考えを「自分と違う考え方もある」といったんは受け入れてみる感覚が身につけば、あなたは自分になかった「広い視野」や「多面的な視点」を手に入れることができるはずだ。

相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像する
作者すら気付いていない作中で生じた現象を掴む
「このように鑑賞する方法もある」と新たな角度から作品に光を当てる

表情やしぐさ、吠え方を見て「怒っているのかな」「お腹が空いているのかな」「暑そうだな」など、いろいろな気持ちを感じとることができる
子どもが物事を一つの角度からだけでなく、多角的に感じとれているかを観察することで、感性が育っている状態かどうか判断しやすいでしょう。
雲を見て「雲があるな」だけでなく「ヘビみたいな形だな」「わたあめみたいで美味しそうだな」などと感じ「食べたらどんな味かな?」などと考える

相手の立場に立ち、他者の感情を想像する
他者の痛みを想像する
相手の気持ちや立場を理解し、共感する。
自分の立場や考え方にとらわれず、相手の立場に立って物事を考える。
自分を価値基準にして判断することは危険です。
ある変化(自分の行動)による周囲への影響はどうだろうか
相手がその状況のとき、どう考えるだろうか
いろんな立場から考える
周りから広く自分はどう見えているか 客観的視点 俯瞰
もし私が相手だったら(初期はこれでいい?、自分との重ね合わせ)
自分の行動で他人がどうなるか予想できるよう(未来、過去)
 これを言ったら、相手(こんな人)は怒るんじゃないか
相手の気持ちを正しく理解したい。誰も欲しいと思ってない物を作っても意味ない
常に想像する癖をつける
色んな人(相手)の頭の中を想像する 自分からアクセスする 感じるように意識する
当てに行くわけではない。想像 ただ、絶対だと思ってもいけない

敢えて反対、真逆の立場になって考える



【キーワード】

熟考・思索・洞察、考察、推論、観念連合、連想、ひらめき、類推、模倣、判断、応用、パターン思考、アナロジー思考、想像、直観、思考、思慮、本質、発想、情報処理、情報編集、仮説形成、問題解決

自分で自発的によく(深く)考える習慣をつける。


【参考文献】

  1. 思考力の使い方~クリティカル・ラテラル・ロジカルシンキング入門

  2. 東大アイデア 「発想力」と「想像力」を磨く 西岡壱誠

  3. 鈴木宏昭『類似と思考 改訂版』

  4. 妄想する頭、思考する手

  5. 大学への数学 解法へのアプローチ 方針をどう立てるか

  6. 考えることの大切さ~川田拓矢語録~

  7. 『アイデアのつくり方』/ジェームス・W.ヤング

【キーワード定義集】

一般的な概念やキーワードは、適当で曖昧に用いられることが多いです。様々な意味に捉えられないよう、この章で適宜用語の意味を明確化し、定義のすり合わせをおこないます。

論理 筋道の通った合理的な思考法。表現のための工夫ではない。



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