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久々独り言病、略して独楽。

ひとまず(?)転職、しました。
今日は最初の公休です。

_(:3 」∠)_

有休消化~辞職~転職~研修~の流れを経て
先ほどブラジル在住の友達が帰省しているので会ってきて
しみじみ思うのですが。
ただひたすらに、人間、生きているだけでものすごいな
実感しています。

いや、本当に、人間、ていうか、生物、生きているって、ものすごい…何も当たり前じゃない…。

友達の子供たち、年齢も様々なのですが、人が生まれ、育つ、という事自体、計り知れないですし。
子供がいてもいなくても、生きていること自体、放っておいてもそれなりに重力がある。切りたくても切れない引力もある。

今日、新年初のお墓参りにも行ってきて、尚思います。
このお墓を墓じまいするとしたらいくらかかるんだろう…
(お金の話…)

いや、お墓に入っているご先祖の名前や年齢を見ていると、だいたい70歳代でお亡くなりになっているので(父の兄弟は10歳にも満たない年齢)。
私もそのくらいには死ぬと仮定して、まぁそんなに都合よくいかないことも仮定して。
あと30年ちょいあるとして。その間ずっと働くとして。
今(現代)まで構築された家族制度、お墓のシステム、死ぬのもタダじゃない…必要になってくる保険、年金、税金、そういう仕組み諸々…知らないことだらけ。

このまえ車で事故に遭ったとき、地震があったとき、勤め先が変わる時、そういうものと向き合うと、なんか、健康体(一応…)で仕事できるって、奇跡のような薄氷の上に立ってる行為のような気が、してしまうのです。
この社会。首の皮一枚社会。
私だけでしょうか。

仮に仕事が出来なくなり、生活保護等なんらかの社会保障云々…となっても、色んな仕組みや申請、複雑だし難しいし、正直わからない…
それも甘えだ、努力不足だ、自己責任だ、と言われると、なんかもう、ゲル化してしまいますね…にんげんだもどぅるんぬ(とけを)。

唐突ですが、自分の性的指向はパンセクシャルで、性自認はたぶんXジェンダーかノンバイナリー的な感じで…何もかも中途半端感があり、結婚もしたくなかったというより、できなかったと言われても差し支えない…けど、現行法上の家族制度にすんなり馴染むほど常識的にも育たず…結婚したかったかといえば、そんなに積極的でもない…そしてたぶんASD。

みたいな、半端オブ半端を生きています。
(マイノリティ性を誤魔化そうと思えばなんとなく誤魔化して生きられる…オタクとか非モテとかコミュ障とか…それっぽく言っておけば面倒くさがられるか引かれるので、放ってもらえるポジション)。
自己主張さえしなければ、ただの、社会の隅っこに生息する何か、でいられる…面倒を避ける他者に便乗して、異質性を表さなければいいだけ。

それさえ上手く出来ずに、ただ生きているだけで拭えない罪悪感があったり、ありのままの自分というものが得体の知れない不気味さを纏っていて、一歩一歩下手くそに生きてきたんですけども。
今、ようやく、ただの普通(をちょっと下回る)人、みたいなところに来られたような気が、します。
そう在るために、マイノリティからみたらマジョリティにみえる方達…
つまり、異性愛、シスジェンダー、結婚適齢期に結婚し、子どもがいる。
経済的にもそこまで困窮していない、昼職で生活できる、トラウマや障害がない。
みたいな方達に混ざりながら、私自身それっぽい顔をして生きてきたんですけど…

なんか、マジョリティと言われる人たちだって、一人一人違っていて、色んな事情や家庭の状況はあって、お子さんのことで悩んだり、介護で色んなことが立ちゆかなくなったり、そもそも仕事をして、働いて、その人間関係や組織の中でもがいていたり、自分を諦めていたり、劣等感が拭えなかったり、体調を崩したり、不安を人に見せなかったり…それぞれ、本当に、生きているだけですごいな、と思います。
なにより、生活、というものを営む能力、全うしていること、継続していること、それぞれにあって、すごい…すごい。

でもやっぱり、というか、だからこそというか、同性婚は早く認めて欲しいなと思うこの頃です。
私が今後好きになる人が同性の能性もあるから、とかではなく(もちろんその可能性もありますが…)。
マイノリティじゃないフリをしているだけの、ズルいマイノリティ、みたいな罪悪感も無くはないですが…そうではなく。

単純に、生きて死ぬ、その過程全部のすごさみたいなものを思う度に、婚姻という制度が、同性同士というだけで利用できないのは、違うのではないか、と思うから、です。

だってなんか、にんげん、生きてるだけだってすごいのに。
結婚、するだけだってすごいのに。
結婚、したいと思う相手に出会って、相手が生きていて、それだってものすごい奇跡なのに。
異性かどうかって、そんなに重要だろうか…しかも他人にとって。
だって、人間一人、ただ越えるにはあまりにもしんどいこの人生という荒波を共に歩む人がいる、それ自体が奇跡なのに、その相手の性別如何を他者が問うのは、どうなのだろう、と、思うのです。

パートナーシップ制度があるじゃん、ていうのも違くて。
これを代わりに与えてあげてるじゃん、とかじゃなくて。
同性愛者だろうと異性愛者だろうと、人間は人間なのだから、同じ制度を使えばいいじゃん、ということなのではないでしょうか。
代わりを用意する時点で差別化なのではないでしょうか。
(段階を踏んでいるのだとしたら、いつ夜が明けるのかわからずじまいでは、当事者に不安を抱えさせっぱなしなのでは…)。
だって、役所の仕事も関係法案(条例)も増えて面倒くさいじゃないですか。同性か異性かの違いでしかないのに。
じゃあ同じ婚姻届け、同じ婚姻制度、ああこちらは同性なのね、くらいでいいんじゃないですかね…それがダメな理由がよくわからない。

子供が生まれる生まれない云々を他人が問うのは、異性愛者間だって、どうかと思われる領域ですし…否定する材料にならないというか。
他者は他者でしょう。他家は他家でしょう。むしろそう言ってきたのが家制度なのでは…(そうやってDVや虐待も家というブラックボックスに押し込めてきたと思うのだけれども…)。
そんなこといったら少子化が、というのなら、どんな性指向者だって元は子どもで、その子どもたちが未来に絶望して自死しちゃってたらしょうがないのではないですかね…それとも、どこまで育っても子供をつくらない人間は社会にとって不要、というのなら、私はまさにその要らない人間を生きているわけですが、要らない人間を必死にもがいて生きて、犯罪もせず、仕事をして納税してるけど、やっぱり社会に対して何も言う権利はないんですかね。
そうやって、見えない序列、位付け、比較はどこまで、どこまで続くんだろう。
たぶん、私が勝手に絶望して黙って死んであげたところで何も変わらないだろうと思うから、こうしてしぶとく生きておりますけれども。
(だって私がどうなろうと知ったことじゃない人のために私が死んであげる道理ってなに)。
そのついでに、こうして言いたいこと言ってしまってますけども。

うーん。転職と全然関係ない。
けど、転職先とちょっと関係がある。
(どういう業種に転職したのかは追々…)。

なんか、生きてる、生きるってすごいなぁと思えば思う程、一人一人、やっぱり幸せだったり、嬉しかったり、楽しかったりする時間があってくれたらなぁ…と思う。
そして少しでも気持ちに余裕ができたら、その余裕を少しずつ分け合って、しんどい人、未来が見えない人、不安でどうしようもない人、そういう人を支えたり、助け合ったり、で、そうすることで喜びももらえたりして、社会、まわっていかないかなぁ…と、日和見の極致のようなことを思う。
こればっかりは、自己完結していたら、どうにも回らない…
社会(非個人性)の話、だと思う。

とはいえ、これが仮に善意だとして、押し付けたいわけでもなく…
尊重…尊重って目に見えないし、自分が他者に対してそれを出来ているのかどうかわからないけれども…
そういう非言語の空気みたいなものも、自分が生きている間に、多少…なにかしたいなぁ…

私みたいな人間がまたどこかに生まれてきたときに、その人が生きられるように。
私はその人に、死ねとは言いたくない。
私は自分に散々その言葉を浴びせてきてしまったから…もう、言いたくないなぁ。
未来の自分にも言いたくない。
遠い場所にいる自分(のようなマイノリティ性があったり生きることがしんどい人)にも言いたくない。

生きていてくれるって、それだけでお礼を言うに値すると思う。
喧嘩したり傷ついたら、そういう感覚はどこかに飛んでいってしまったりするけど。
というか、だからむしろ、直接関係のない他人にこそ言えるのかもしれないと思う。
無責任であればこそ言えるのかもしれないと思う。

生きていてくれてありがとう。
私は生きる。生きている間は生きる。
それがしんどい、ときも、多々ある。
でも、命が在るうちは生きる。
それができるのは、この社会のおかげでもあるから、この社会の中にいる人に、ありがとうといいたい。
生きていてくれてありがとう。
そして、変えたいところは変えたい。
意見が違ったら、違うなりに出してみて、優劣をつけたり殺し合うのではなく、違うっていう風に並べていきたい。
そんな呑気なことを言ってるからバカなんだと言われたら、それも受け入れるし、バカは承知で、人間でありたい。
人間のバリエーションのひとつにバカがあっても、バカが生きていても、いいじゃないかと思う。私はそれを生きる(/・ω・)/

よし。明日の準備をして寝よう。
新人は新人らしく、新人を全うします。
初のお給料をもらったら、歌いたい歌のCDを買うんだ。

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