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一箇所違うだけなのに

近所の公園を散歩。
芝生を見てふと、啄木の短歌を思った。

不来方のお城の草に寝転びて
空に吸われし
五十八の心

全然、感動しない。
というか、

「何それ?」

となる。

ふざけているのか、とお叱りを受けそうである。


一箇所違うだけなのに。


芸術が、不朽の名作が、たった一箇所で、価値のない、いや、それだけで済まされない、『はっ?』としかめ面されそうな文学、いや文学として、もはや成立しない。

たった一箇所で…。


十五の心だからいいのだ。
十五の心でなければいかんのだ。

たとえ、私が実感として空に吸い込まれそうな心情を詠んだとしても、それはもはや、文学ではない。

俳句をやっているので、数や地名等、些細なことで、その句が良くも悪くもなる、ということは実感済み。


『しょーもない話』の第一弾。

お付き合いくださいまして、ありがとうございました(^ ^)


PS
えっ?シリーズ化するの?
わかりません。が、次々浮かぶので。
だって、しょーもない話なんですもの(笑)

【親子でプレバト】も勝手にシリーズ化してみたら、いつの間にやら69弾!!(笑)


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