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ジャパンズゴットタレント、やばい

スーザン・ボイルやポール・ポッツ、
ワン・ダイレクションなどを輩出したアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』

その日本版の予選が先ほどABEMA TVにて放送されたのを視聴、素直な感想を綴っていこうと思う。


審査員は
・浜田雅功
・広瀬アリス
・GACKT
・山田孝之

出場者たちのサポーターには
かまいたち

5人目の審査員は視聴者で、
今月25日の決勝戦(生放送)で1000万円を勝ち取る初代ジャパンズゴットタレントが決まるとのこと。


ダンスに、手品に、歌に、と
多種多様な出場者&パフォーマンスが繰り広げられていたけれど、
特に歌や出場者のバックグラウンドに対して色々と思うところがあった。

制限がない分 自由な表現が許される訳だけど
日本語の曲じゃない時の審査員の評価の曖昧さがどうしても気になった。

度々浜田さんも、日本語じゃないから分からない、日本語で歌ってほしいとおっしゃっていたけれど、
歌唱力だけじゃなく選曲含めた正当な審査が必要な気がした。

中でもSiaの「Chandelier」を歌った出場者を観て、
この楽曲が意味する、メンタルを患いアルコールが手放せずに首吊りを匂わすような苦悩が
果たしてあのハツラツとしたティーンの少女に表現できていたとはどうしても思えなくて(心底好きなアーティストで何十回も聴いているので)
このシーンの評価を観て 脱力してしまった。
なぜ「YES!」なのかと。

そしてもう一つ、出場者のバックグラウンドについて。

それぞれ事情を抱えて生きているのは素晴らしい、
ただ芸を芸として評価するのではなく
情に流されて評価しているように見える場面が一部あって、それはどうなんだろうと。

ただでさえ日本人はそういう情に弱いところがある気がするので、完全に感情に流されない、
そう、かまいたちの山内さんみたいな評価ができる人がいてほしいと思ってしまった。


山内さんといえば、濱家さんと共に出場者の緊張をほぐす役回りをされていたけれど、
いちいちカメラ目線でアメリカナイズされたリアクションをする姿がムリをしてるようにしか見えなかった。
それはそれでお笑いとして楽しめたけど、
本家の真似する必要ないと思った。
多様化されてるとは言え、
日本人にあんなアメリカ人みたいなテンション似合わない。

辛辣な感想ばかりになってしまったけれど、
最初を観ちゃった分
来週、そして再来週の生放送で行われる決勝戦までちゃんと見届けようと思う。

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