見出し画像

エリース番記者のミコトは見た!vol.3〜エリース東京FCvsつくばFC TRM観戦記〜


再び関東1部チームとのTRM

サッカーを愛する全ての皆さん、こんにちは! エリース東京FC番記者のミコトです! 日々エリース東京FCを応援いただき、ありがとうございます。

2月26日、シーズン開幕戦となる東京カップ日立ビルシステム戦を控えるエリース東京FC。

見事勝利を収めた南葛SCとのTRMから1週間後の19日。エリース東京FCの次なる相手は、南葛SC同様に関東1部を戦うつくばFCです!

茨城県つくば市を拠点とするつくばFC。昨季は人員の大幅な入れ替えを断行し、シーズンでは10チーム中5位。2014年の昇格以降、関東リーグ1部で戦い続ける、確かな実力を持つチームです。

試合前ウォームアップ。
チームとしての約束事を入念に確認する。


26日にはいよいよシーズン開幕が迫るなかで、2週連続となる関東リーグ1部チームとの試合。相手に不足はありません!

南葛SC戦とはややメンバーを変えて、試合会場のつくばTフィールドへ乗り込みました!


ゴッツに始まりゴッツに終わる

スタメンは以下の通り。トレーニングマッチのため、試合は30分間。

最前線にはエリース随一の高さを誇る小牟田。
新キャプテンのスンガンが最終ラインを管理。


キックオフ!

両チームとも初期配置は4‐1‐4‐1。

南葛SC戦同様に、エリース東京FCは後方から丁寧に繋ぐサッカーで安定したビルドアップでボールを前進させます。

この日、つくばFCが守備の局面で見せてきたのは4‐4‐2のプレッシング(下図参照)

つくばFCの理想的なプレスの形。
黄色のラインはつくばFC選手の動き。

ボールを持つエリース東京FCの2CBに対して、1トップ+2列目の1枚、計2枚を当てるタイミングを伺い続け、高い位置からのボール奪取を狙ってきました。

しかしここで山口監督の指示。

「ボール動かし続けよう!」

普段は「プレスを引き付けてからリリース」を意識したビルドアップ。

しかしこの試合では、4‐4‐2に可変した相手のプレスのタイミングを絞らせないよう後方で素早くかつ丁寧にボールを動かし続けるエリース東京FCビルドアップ陣。

どちらかのSBが絞り、相手の前線2枚の間にどちらかのCBが入る、ファーストラインの越え方も効果を発揮。

相手の矢印を定まらせません!

「配置はあくまで選択肢」。
ボールを回し、相手の理想的なプレスを回避。
赤色のラインはエリース東京FCのボールの動き。

11分。
ボールはアンカーのポジションでビルドアップに参加していたゴッツ選手のもとへ。激しくプレッシャーを掛けられますが、ここで簡単に失わないのが彼の強み。

ボールは小牟田選手→細山選手へと渡り、先に決定機を作ります。

細山選手のシュートはブロックされますが、すかさず回収。ボールを支配し続ける、エリース東京FCの強みを見せます!

ボールは中央レーンで受けたゴッツ選手からハーフスペースへと絞っていたRSB守田選手へ。適切なポジショニングで、常に選択肢を確保!

そして!

一気にゴール前へ上がったゴッツ選手へ守田選手のスルーパス!ほとんどフリーで受けたゴッツ選手のシュートが決まりGOOOOOOOAL!

まさに、ゴッツに始まりゴッツに終わる攻撃!

慌てず丁寧なビルドアップと素早いボール回収。そしてなんといってもゴッツ選手のキープ力。

アンカーはピッチ中央に位置するため、ボールを受けた際により多くの選択肢を持ちます。ゆえに嚙み合わされやすく狙われやすいポジションですが、簡単に失わないゴッツ選手のストロングポイントが見えたシーンでした!


コンセプトで制す!

守備の局面でも効果的なプレッシングを披露。

ボールを持った相手CBの選択肢を著しく限定させる、神田選手の個人プレス。呼応するように唯井選手や小牟田選手が、選択肢となるパス先の選手を消し、ロングボールを蹴らせて回収!

W杯のスペイン戦、SAMURAI BLUEが1点目の直前に見せたようなプレス!

これには山口監督の「グー!(good)」が笑

多少押し込まれた場面でも4-1-4-1のゾーンディフェンスでスペースを支配。それほど幅を取らない相手に対して、1トップ+両IH+両SHで中央3レーンを中心に徹底プロテクト。

従属的な守備ではなく、守備優位の守備。

スペースと選択肢を徹底して支配するエリース東京FCのコンセプトで、ゲームを支配します。

危険な場面を作られても、エリース東京FCが誇る守護神・大畑選手の好判断による飛び出しで得点を許しません!

あらゆる局面で、意図あるプレーがハマったこの日のエリース東京FC。

関東1部で戦うつくばFCに対し、TRM2試合連続となるクリーンシートでの勝利を飾りました!


日立BS戦へ加速するエリース東京FC

関東1部のつくばFCに対して、優位を保つ試合運びを見せたエリース東京FC。

「守備の強度はもちろんのこと、先週の南葛SC戦で見つかった崩しの課題にフォーカスしたトレーニングを行ってきたので、その部分は特に意識した」。

そう語るのは山口監督の右腕・木下慶悟テクニカルコーチ。

山口 遼 監督の右腕・木下慶悟。
山口監督の論理的なサッカーの裏には彼の存在がある。


いわてグルージャ盛岡から加入した、色摩雄貴選手などの新戦力もチームに合流。シーズン開幕戦となる東京カップ・日立ビルシステム戦へ向け、エリース東京FCは加速しています!

長いシーズンがいよいよ始まります!

魂と伝統の赤を纏い、生まれ変わった新生エリース東京FCに注目してください!

We are aries, We are family.

新シーズン開幕まであと  1日!

次回の配信もお楽しみに!


🛑エリース東京FC NEXT MATCH🛑
🏆2023年度東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)
🆚日立ビルシステム
🗓2月26日(日)
🏟駒沢公園第二球技場

※試合は入場無料!エリース東京FCのサッカーをぜひ会場で体感してください!

🚨重要告知🚨

エリース東京FC 2023シーズンのユニフォームデザイン・スカッドリストがついに公開!
詳細は各種SNSを要チェック!


当アカウント、各SNSのフォロー・いいねも忘れずに!
Instagram
https://www.instagram.com/ariestokyo/

Twitter:https://twitter.com/ariestokyo?s=11&t=Dlgfqpc-C8HhyCkFfM8Zaw 

TikTok:https://www.tiktok.com/@ariestokyofc?lang=ja-JP

公式HP:https://www.aries-tokyo.jp/

決勝ゴール&ビルドアップで貢献したゴッツ選手のInstagramはこちら!
https://instagram.com/taiga_gotz?igshid=YmMyMTA2M2Y=

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう