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エリース番記者のミコトは見た!vol.7〜関東リーグ2部第2節 vs横浜猛蹴FC戦〜


勢いに乗りたいエリース 勝利なるか

サッカーを愛する全ての皆さん、こんにちは! エリース東京FC番記者のミコトです! 日々エリース東京FCを応援いただき、ありがとうございます。

関東リーグ2部 開幕戦をスコアレスドローで終えたエリース東京FC。

9日に迎えた第2節の相手は横浜猛蹴FCです!

横浜市保土ヶ谷区を拠点に活動する横浜猛蹴FC。関東リーグ2部では中位をキープするなど安定した結果を残しているチームです。2023年は新たに監督に就任した岡孝憲監督のもと、1部昇格を狙います。

チームの雰囲気は良好。
先のことは考えない。目の前の相手にフォーカスする。

開幕2戦目。チームに焦りはありませんが、勝利を渇望しているのは全員同じ。

連戦に向けて勢いに乗りたいエリース東京FC。

関東リーグ2部今季初ゴールは生まれたのでしょうか……?!


一気呵成 エリース攻撃陣大爆発

試合は45分ハーフ。スタメンは以下の通り。

トップ下には今季初スタメンの高原。
ベンチには先日加入が発表されたばかりのDF鄭が入った。

初期配置は4-2-3-1。

前半、最終ラインは主に岡田・スンガンのCBコンビ+中道で構成。RSB馬場は上がり、右肩上がりのフォーメーションを取ります(下図参照)。

アイデンティみらい戦と似たように、最終ラインにSBを組み込んだビルドアップ。

相手へ配置のズレを生み出すことによって、ビルドアップを優位に進めようという意図が見えました。

しかし横浜猛蹴FCは前線から強烈なプレッシングを掛け、高い位置でのボール奪取が狙い。

これに対してエリース東京FCは、CBを経由したU字型のボール回しを強いられます。

エリース東京FCのビルドアップのコンセプトは焦らずにゆっくりと前進する(ラインを越える)こと。

前半、ボール保持の安定感は流石の一言。80%近いボール保持率を誇りました。

一方で、横浜猛蹴FCのハイプレスを前に慎重さと閉塞感が目立った印象。シュート数は3本に終わり、前半を終えます。

後半に入りエリース東京FCはビルドアップの形を変更。

多くのトライアングルを作る配置。
後半開始早々、この配置変更が効果を発揮する。

CB-両SB間を広く取り、前半以上に選手全体がピッチに広く配置。

ゆえに、ピッチ全体を広く使ったサッカーだった印象です。

「前半を受けて、これなら(選手を)広げちゃった方が良いと思った。途中から普通の4-1-4-1に戻した」と山口監督。

後半開始早々48分、FW小牟田のゴールシーンは、この配置変更が契機となって生まれました。

ラインの裏を狙ったロングフィードを起点に、ミドルサードでボールを前進。ラインの裏まで抜けたLSB中道から、ゴール前のライン間で待っていたFW小牟田が右足で合わせてフィニッシュ。

SBが高い位置を取れる配置変更が均衡を破るゴールに直結しました!

この日奪った3得点は全て左サイドを攻略して生まれたゴール。

後半、ビルドアップの変更により高い位置をとるようになったSB中道とFW細山のダイナミクスが、ゴールに呼び込みました!

また、後半を通して僕が思ったこと。

前半よりも縦パスが多い……?

事実、前半におけるCBスンガンの合計パス数は57本。

これに対して後半、CBスンガンの合計パス数は32本。

DF陣同士でボールを回した慎重なビルドアップの前半とは違い、積極的に縦パスを入れたことでミドルサード、ファイナルサードでのボール保持率が上昇。

結果、CBスンガンのもとへボールが来る回数が減ったということの証拠です。

むやみやたらな縦パスではなく、勇気ある正確な縦パスと広く、そして正しく配置した選手。

後半は前半以上にスペースを広く使い、有効な攻撃を組み立てることが出来ました!

サッカーにおける変数は限られています。

その限られた変数には、選手の思考も含まれます。

勇気をもって危険な位置へボールを入れること、選手が動くこと。単純に見えて実は最も難しいそれを、チーム一丸となってやってのけました!

50分にはMF三枝が追加点。84分には試合を決定づける3点目をFW唯井が決めて3-0。

試合を決定づけるFW唯井の3点目に、会場がどよめいた。

終わってみればボール支配率は70%を越え、3点大勝と課題だった得点力も大きく改善。リーグ戦2試合連続のクリーンシート。

慎重と臆病を履き違えず、正しい配置と攻撃を組み立てエリース東京FC。

今季初アウェーtonan前橋戦に向け、勢いに乗る勝利となりました!


敵地で強敵に挑むエリース東京FC

「『このままじゃ(前半のまま)見てる方もやってる方も面白くない。自分たちから勇気をもって危険なところに入っていくサッカーをしよう』と伝えた」。

ハーフタイムでそう指示した山口監督。監督の檄がチームを一変させたことは言うまでもありません。

「もっと中を使っていこう、スペースを広く使っていこうと話していた。後半は特にそれが出来て、3得点に繋がったと思う」。

チームNO.1の長身を誇るFW小牟田。
ゴール前での得点嗅覚は圧巻だった。

均衡を破る1点目を決めた小牟田選手も、満足気にそう語ります。

次戦は今季初アウェーでtonan前橋との一戦。

「勢いには乗れたが試合は0-0から始まる。試合まで期間は短いが良い準備をしたい」と、監督含めチームに慢心はありません。

攻撃陣が爆発したエリース東京FC。

tonan前橋戦でも、ゴールラッシュに期待しましょう!

We are aries, We are family.

次回の配信もお楽しみに!


🛑エリース東京FC NEXT MATCH🛑
🏆 2023年度(第57回)関東サッカーリーグ2部第3節
🗓4月15月(土)
⏰12:00 K.O.
🆚tonan前橋
🏟 コーエィ前橋フットボールセンター


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