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エリース番記者のミコトは見た!vol.6〜関東リーグ2部第1節 vsアイデンティみらい戦〜


関東リーグ2部 ついに開幕!

サッカーを愛する全ての皆さん、こんにちは! エリース東京FC番記者のミコトです! 日々エリース東京FCを応援いただき、ありがとうございます。

4月1日、いよいよ開幕した関東リーグ。

エリース東京FCが所属する2部も開幕。

エリース東京FCの開幕戦の相手はアイデンティみらいです!

茨城県つくばみらい市をホームタウンに活動するアイデンティみらい。スポーツを通じた人材育成型のクラブとして実力をつけ、昨年就任した岡島監督のもとKSL2部を戦っています。

第2創世記を歩み始めたエリース東京FC。
ホーム ZOZO HONDA FOOTBALL PARKで迎え撃つ。



大事なリーグ開幕戦。なおかつホーム。

しかしチームには硬さはありません。試合前のウォームアップでも、選手達には笑顔が笑

リラックスした様子でピッチに立つスターティングイレブン。

いよいよエリース東京FCのリーグ戦が始まります!


エリースの”サリーダ・デ・バロン”

試合は45分ハーフ。関東リーグ2部開幕戦、スターティングイレブンは以下の通り。

RSBにはキャプテンのスンガン。
CFには新加入の色摩雄貴が入った。

この日、試合のスタメンを見て僕が思ったこと。

え、スンガンRSBなの?中道がCB?

これまでの試合とは明らかに異なる配置。しかしそこに山口監督の明確な意図がありました。

それは28番馬場智哉のポジショニング。

東京U戦でRSBとして起用されていた馬場を完全にボランチの位置に起きました(下図参照)。

ボランチが本職の馬場だからこそ出来た配置。
ユーティリティ性を正しく生かす、監督の手腕が光る。


こうすることで、相手の配置5-2-3にあえて噛み合わせた上で、神田をフリーマンにしてボールを前進することができます。

象徴的だったのは前半10分。

黒線はパスコース。赤線は供給可能だったパスコース。
青線は相手MFのマークすべき選手。

コンパクトに中央3レーンを守る相手に対し、先述した配置が効果を発揮。

CBの岡田はいくつもパスコースを保有しつつ神田へ綺麗にパスを通します。

この時、馬場を見ていた相手MFは馬場と神田を同時にマークしなければならず、その認知負荷は非常に重くなっています。

サリーダ・デ・バロン。

スペイン語で、ボールの出口の意。

相手のプレスを配置で躱し、ボールの出口を見つけて前進する。

これこそボール、選択肢の支配。

そしてこのビルドアップはスタッツにも表れていました!


”失わない”エリース東京FC

エリース東京FCのプレーコンセプトのひとつである、ボールの支配。

それはすなわち高いボール・ポゼッションを誇っているということを意味します。

高いボール・ポゼッションを誇っているということのメリットは数多くありますが、攻撃の主導権を握りやすいこと相手の攻撃時間を減らすことが挙げられます。

この日、エリース東京FCのボール支配率は74.6%。

シュート本数は、アイデンティみらい10本に対して、エリース東京FC18本。

パス本数に至っては、アイデンティみらい228本(成功率61.0%)に対してエリース東京FC641本(成功率89.5%)。

アイデンティみらいと比較し、2.8倍以上のパス成功率です!

全体を通して、エリース東京FCが安定したボール保持や試合展開の主導権を握ったこの試合。スタッツを見ると、それが如実に表れています。

高いボール保持をビルドアップにて支えるCB・岡田。
コンダクターとして、エリースの攻撃を組み立てる。

まさに失わないサッカー。

先述のように、配置が創り出す安定したビルドアップで攻撃を組み立て、ボール、スペース、選択肢を支配。

曖昧なプレーモデルではなく、厳然たる事実としてそれがスタッツに表れているのです。

90分を通じて、何度も相手ゴールに襲い掛かったエリース東京FC。

しかしこの日に当たりに当たっていた相手GKの好セーブに阻まれなかなか得点は奪えず。

試合はスコアレスドローに終わり、開幕白星とはなりませんでした。


止まっている暇は無い 勝負の連戦

勝ち点1を分け合う、というよりも勝ち点2を落とすという結果になったエリース東京FC。

しかし試合を通して良い展開だったと山口監督は言います。

ロジカルなフットボールでゴールを目指すエリース。
しかしピッチに響く彼の声には確かなパッションが宿る。


「試合展開としてはイメージ通り。エリースがボールを持てる展開は今後も続くが、ミスを減らしながらきっちりボールを動かして前進すれば点はいつか決まる」

キャプテンのDFハン・スンガンも手応えを口に。

「序盤は硬さもあったが、後半はずっとボールを持てる、エリースらしいサッカーが出来た。結果は引き分けだが、確実に次に繋がった試合だったと思う」

アイデンティ戦から1週間後にはすぐに横浜猛蹴戦を控えるエリース東京FC。

関東リーグ1部昇格に向け、エリース東京FCは止まりません!今シーズンリーグ戦初ゴール、初勝利に期待です!

We are aries, We are family.

次回の配信もお楽しみに!


🛑エリース東京FC NEXT MATCH🛑
🏆 2023年度(第57回)関東サッカーリーグ2部第2節
🗓4月9月(日)
⏰18:00 K.O.
🆚横浜猛蹴
🏟 ZOZO HONDA FOOTBALL AREA

🚨重要告知🚨

エリース東京FC 2023シーズンユニフォームの販売は4月13日23:59まで!詳しくは公式HPをチェック!

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