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「森の中に住みたい」という理由でフリーランスになってみた。

今日は、2023年の仕事はじめでした。
同じく仕事始めだったみなさま、おつかれさまです。

気づけば、フリーランスになって4年目が終了した昨年末。
12月は一年の数字も締まり、この年末から年始にかけての数日間が、私が1年で一番「ホッ」とできる束の間の期間です。

「あぁ、今年もなんとか生き延びれたー!!!」

そう感じるのが本音で、キラキラした「稼げてる系」フリーランスにはほど遠い「ひっそり生きてる系」凡人フリーランスの私。

でも、私は今のライフスタイルが大好きです。

20代までは、東京都内で「会社員」として働いていましたが、元々自然豊かな地域の育ちのせいか、だんだんと東京という大都会に疲れてしまったのだと思います。

「いっそのこと、森の中に住みたい」

そう感じたのが、元々フリーランスになった理由です。

20代の終わりに子宮癌を患ったり、子宮外妊娠も経験し、1年間でなんと3回も入院するという出来事を通して、本当は「自分はどう生きたいのか?」を深く問われた答えが、これでもあったような気がします。

このNoteでの自己紹介では、それなりにカタチになるように「っぽい」ことも書いていますが、「森に住みたかった」が1番目の理由。もちろん自己紹介で書いた英語への想いも決してウソではなく、独立する理由の一つにありました。

で、どう考えても、自分で仕事をするスタイルでなければ、森の中に住めない。そう思いフリーランスになる術を探し始めたのが、30歳になる夏のことです。

とある起業スクールに出会い、運よくその半年後にはフリーランスになりました。そして、34歳の今、森の中に住んでいます。

山の中とも言えます。無駄に景色が良いトップオブザマウンテン。

小さな山の頂上に1軒だけ孤立したように立っている今の住まい。「森に住みたい」と夢焦がれていたのに、いざそれが現実に現れると少しひるんでしまったものです。

「ここに住むことが出来たら、一つ自信がつくな」と感じたくらいへんぴな所にあります。それでも勇気を出して、住み始めて1年が経ち、ようやく落ち着いてきた最近。

不便な所にあるちょっと古いお家は、色々な学びも与えてくれます。知らなかったことをたくさん教えてくれるのです。きっと自分の「おばあちゃん」達の世代だったら、これが当たり前だったんだろうなぁ。と感じることも多く、正直、面白いです。

ここで引きこもるように、お仕事をしたり、夫と過ごしたり、猫と遊んだりしている毎日。日々「しあわせだなぁ」と感じる、なんとも穏やかな時間も増えました。

そして、フリーランスになってからです。
本当に「やりたかった仕事」が見つかったのは

一度、孤独になるから、自分の強みと弱みが嫌ほどよくわかりました。一度、なんにもなくなるから、フラットに何事もトライしやすくなりました。

もちろん収入への不安は決して消えはしません。でもそれと引き換えに「自分の時間」は戻ってきます。そしてその時間の中で生まれる可能性は、無限大だということに気づかされます。

どんなにビジネスに精通している方でも、投資家さんでも「先が読めない」と言っている今だからこそ、ぜひフリーランスになりたい「理由」があるなら絶対やった方がいいです。

どんな理由でも、それはあなたにとって、とても大切な一部だと思うのです。自分の大切なものに向き合って得た経験は、この先どんな時代が訪れようと「あなたの正解」であることは間違いありません。

SNSにあるような、他人からみたキラキラした世界も素敵です。でもそれを追いかけるのではなく、本当に「自分の心」がキラキラすることを追いかけたいですね。どれだけ歳を重ねても。

こんな理由でフリーランスになってしまうヤツも居るんだなと思って、誰かの励みになればなと思います。

みなさまにとって、ワクワクと「心が躍ること」で溢れる1年になりますように。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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