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【No.2】英語コアイメージ無料講座~atの感覚は「点」~

こんにちは!

前回の講座で、
英語をお絵描きする感覚が、
なんとなく理解できたでしょうか?

このブログ講座では、
皆さんがどんな英文を読んでも
スムーズにイメージが出来るようになる為に

「英語の根幹」に沿った
考え方をお伝えしています。

隙間時間でさっと読むものでなく、
しっかり落ち着いた時間を取って、
腑に落ちるまで、何度か読み込んでみて下さいね。

では、今回の講座をはじめていきましょう。

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今回のテーマ :  atの感覚は点 
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例文
There was a long line at the bus stop.

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■□■ポイント■□■

今回のポイントは、こちらの2つです。

ポイント1.be動詞は「存在する」
ポイント2.at は「点」

【ポイント1.be動詞は「存在する」】

前回の講座でも出てきたポイントです。

しっかり覚えましたでしょうか?

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be動詞 のコアとなるイメージは
「存在する」でしたね。

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今回の There was ~ のような、
There + be動詞 + 主語 という文章。

There + be動詞 =「~がある」

といった暗記で
覚えている方も多いと思いますが、

コアイメージにあてはめると
なぜこの単語と並びなのかわかってくるはずです。

~~~~~~~~~~~~~

There + be動詞をみたら、

「あるところ」に「存在します」と一度区切り、
頭に絵を描く準備をしてみてください。

そうすると「何が?」となると思うので、
その答えが、be動詞の次にくるワードです。

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今回の例文だと、

was なので「過去のことなんだ」という
時間の情報も一緒に受け取ることになりますが、
考え方は同じです。

There (あるところに)  was(存在しました)⇒ 何が? ⇒ a long line(長い列)

という形になります。

「列をなして待っている人達」が
頭に浮かんできましたでしょうか?

「be動詞 が出てきたら、ひとまず頭の中に存在させるサイン」だということを覚えていきましょう。

【ポイント2.at は「点」】

次は、今回のメイン「at」です。
いわゆる、「前置詞」というやつですね。

英語だと preposition と言いますが、
品詞の名称は覚えられなくても大丈夫なので、
コアイメージで感覚を覚えましょう。

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「at」のコアイメージは「点」になります。

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これだけでは、わかりにくいと思うので、
動きで確認してみましょう。

利き手の人差し指を立ててみて下さい。

そしてその立てた人差し指の先で、
周りにある何かを指し示して下さい。

それが at の感覚です。

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「指の先で、何かを指し示している感じ」が「at」になります。

そして、

よりコアの部分にあるのが、「点」なんですね。

今回の例文は、
at the bus station なので、

「the bus station を【点】で指し示している」

感じになります。

とある町の地図で、
バス停をピンポイントで「ここです!」と、
矢印がさしている

といったイメージが出来ると思います。

日常的に使うネットでの地図検索。
検索をすると目的地にピンが打たれますよね。
それと全く同じイメージです。

前の単語からつなげると、

There (あるとことに)  was(存在しました)⇒ 何が? ⇒ a long line(長い列)⇒ ここです!⇒ the bus station (バス停に)

というような、描き方が出来るわけです。

「列をなして待っている人達」のイメージに、
バス停が背景として加わるように描くことができたら、完璧です。

「at」のコアイメージは「点」

at を見た時は、ピンポイントで指していることを
イメージしていきましょう。

今回のキーポイントは以上です。

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もしかしたら、
「the bus station」と「a bus station」の
違いが気になる方もいるかと思います。

「a」と「the」の使い分けは、
下記の記事で解説しているので参考にしてみてくださいね!

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復習
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復習として、読んでみましょう。
スラッシュごとに頭の中にお絵かきをしながら、
意味を取るようにしてみてください。

There was / a long line / at the bus stop.
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描くリズムが掴めたら、1文通して読んでみましょう。

★There was a long line at the bus stop.
バス停に、長い行列がありました。

もう少し正確な日本語訳にするのであれば、
「バス停に、長い行列が出来ていました。」の方が自然です。

しかし、
こういった綺麗でより自然な日本語訳にしなくても、

「be動詞」「at」のコアイメージを
使って描くことで、意味が充分にわかるはずです。

これがコアイメージを知る最大のメリット。

長い英文章になればなるほど、
全てを訳していたら嫌になっていきます。

イメージする力を養って、
軽い力で楽しんで読めるようになりましょう。

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HOME WORK
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今回のポイントを振り返りながら、
他の文章でもイメージする練習をしてみましょう。

<今回のポイント>
ポイント1.be動詞は「存在する」
ポイント2.at は「点」

-----------例文-------------------------------------

① I was at Helen’s house last night.

② This train stops at Tokyo station. 

③ Look at your face.

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それでは、次回もお楽しみに!

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こちらで使用しております英文は、
下記のテキスト本を参考、もしくは引用しております。

English grammar in Use

-こちらのブログを作成にあたりまして-
こちらのブログを作成にあたりましては、約10年前に無料メルマガを発行されていた「TAPPYさん」という方のメルマガ講座の内容に加筆やリライト、編集させて頂いている部分がございます。連絡先が古くコンタクトが取れなかったため、もしもこの記事がTAPPYさんに辿りつくことがございましたら、ご連絡頂けますと大変幸いです。

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