ストレスとの向き合い方【考え方で人生は変わる】
こんにちは、山賀と申します。
読者のみなさま、いつもお疲れさまです。
今回の記事は、以下の方にオススメです。
・ストレスを感じやすい人
・ストレスの対処方がわからない人
・もっとストレスに強くなりたい人
ストレスって蓄積されると本当にしんどくなりますよね。
特に大きな転機となる進学、就活などの前はピークになると思います。
しかし、ストレスって以外と単純に軽減できるんです。
これは考え方の問題であり、ストレスに強い人はこの考え方が違うのです。
というわけで今回の記事は以下のような構成になります。
◉もくじ
1. ストレスに強い人の考え方【見方を変えよう】
2. ストレスを感じる前に実践【2つの習慣をつけよう】
3. 大事にするのは自己評価【他人の評価は気にしない】
○-----ここからが本題-------○
◎1. ストレスに強い人の考え方【見方を変えよう】
そもそもストレスに強い人はどういう人なのか。
それは単にポジティブというわけではなく、自分なりの考え方を持っている人です。
「何してもうまくいかないなあ」なんてことありませんか?
私もよくあります。
ではストレスに強い人はどう考えるのか。
「うまくいかないことが多いけど、こんな成功もしたからなあ」と考えるのです。
要するに、合理的に考える人です。
例に、職場で上司に怒られた場合
職場で上司に怒られる
→怒られるのは恥ずかしいことだ
→気持ちが沈む
→ストレスに弱い人
職場で上司に怒られる(出来事)
→怒られるのは期待されているからだ(受け取り方)
→気持ちが奮起する
→ストレスに強い人(結果:ストレス反応)
これは、アルバート・エリスのABC理論をもとに説明しています。
気になる方はこちらのサイトを参照してください。
http://www.counselorweb.jp/article/440972675.html
出来事(Activating event)とストレス反応(Consequence)の間には必ず受け取り方(Belief)が存在します。
つもり、その受け取り方や考え方を改善することがストレス軽減につながるということです。
もちろん初めから実践できる方はいません。
私もある出来事をきっかけに変わりました。
トレーニング方については次の項で書こうと思います。
◎2. ストレスを感じる前に実践【2つの習慣をつけよう】
自身が非常にためになった習慣と、その実践法についてお話したいと思います。
①:慈悲の瞑想
②:非合理的な考え方から合理的な考え方に転換する
①は宗教っぽいし、②は堅苦しい感じがするかと思います。
体験談を含め、噛み砕いて話を説明していきます。
①:慈悲の瞑想
なんだそれってなりますよね。
これは単なる瞑想です笑
しかし短時間ででき、非常に効果があります。
一般的な慈悲の瞑想では静かな場所で一人、次のようなことを口にします。
私の親しい人々が幸せでありますように
私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
私の親しい人々に悟りの光が現れますように
私の親しい人々が幸せでありますように...(以下同じことを3回)
今回説明するのはこれを日常生活に応用したものになります。
手順は以下の通りです。
・自分が大切にしたいと思う人を想像する。(街を歩く他人でもいい)
・その人と私が幸せであることを願う
・それを3回心の中で唱える
たったこれだけです。
私は街を歩いている時に見知らぬ人、それがたとえ不良であっても幸せでいれたらなあと考えています。
逆に、よく他人をディスる人いますよね。
あれは知らない間にストレスを感じる原因にもなっているようです。
これは実験でも効果があることが証明されているため、非常に期待できます。
②:非合理的な考え方から合理的な考え方に転換する
こちらは①に比べると若干トレーニングが必要になります。
そもそもの考え方を見直す必要があるので、ある程度の訓練が必要になるというわけです。
そもそも物事を非効率的に考えてしまう方は以下の5パターンに分類されます。
(1)全か無か思考(極端な完璧主義タイプ)
(2)過去の一般化(過去の失敗にとらわれすぎるタイプ)
(3)心のフィルター(いい部分に意識が向かないタイプ)
(4)拡大解釈と過小評価(自分に厳しすぎるタイプ)
(5)すべき思考(「すべき・すべきでない」で判断するタイプ)
*「デビット・D・バーンズの認知の歪み」より抜粋
何か当てはまるものはあったでしょうか。
受験に失敗した時は私も(2)や(3)の状況になったことがあります。
しかし考えてみましょう。
ものごとがうまくいかないと考えて行動し、それがいい方向にいくのでしょうか。
始める時はできると思ってやるはずです。
では、それぞれのパターンで合理的な考え方に転換する例を紹介します。
(1)全か無か思考(極端な完璧主義タイプ)
物事を白か黒か、勝ち負けの両極端で考える
→「成功したこと」「よかったこと」に意識を向ける
(2)過去の一般化(過去の失敗にとらわれすぎるタイプ)
1度成功しなかったことは、全部成功しないと考えてしまう
→「状況は常に変化する。過去は過去」と考えるように意識する
(3)心のフィルター(いい部分に意識が向かないタイプ)
いいことを遮断し、何もかも悪い方向に解釈してしまう
→「よかったこと」に意識を向ける
(4)拡大解釈と過小評価(自分に厳しすぎるタイプ)
いやな出来事を大げさに捉え、良い部分を適切に評価できない
→些細なことでも、成功した、良い部分を認めるように意識する
(5)すべき思考(「すべき・すべきでない」で判断するタイプ)
具体的な根拠なしに「〜すべき」「〜すべきでない」と考える
→多様な意見をいったん受け入れ、「もしこうだったら...」と想像する
最初は難しいかもしれませんが、これができるようになると悩みも減ると思います。
3. 大事にするのは自己評価【他人の評価は気にしない】
他人の評価ばかり気にする人は、ストレスを感じやすい人だと思います。
他人が決める人生ほどつまらないものはないですよね。
ましてや、他人の状況次第で評価も変わるのですから。
結局、自分の中で成功や失敗という基準をもうけることがストレス軽減につながると思います。
補足ですが、ストレスを感じないようにするためには適切な睡眠も必要です。また、毎朝のルーティンを作ることも効果があるとされています。
最後にまとめを載せておきます。
1. ストレスに強い人の考え方【見方を変えよう】
2. ストレスを感じる前に行うこと【2つの習慣をつけよう】
3. 大事にするのは自己評価【他人の評価は気にしない】
上記を意識し、ストレスをできるだけ感じない日々を送りましょう。
ストレスに強くなるには物事を合理的に考える。
そのために、自分にあった訓練をしたり慈悲の瞑想を取り入れてみましょう。
大事なのは自己評価。他人の評価で歩む人生ほどつまらないものはありません!
*今日の名言*
運がいい人も、運が悪い人もいない。
運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。
- 中谷彰宏 -
(日本の作家、俳優 / 1959~) Wikipedia
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