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アフリカ大湿原でメシを食う(ポリプテルス編)
アフリカの話は全て関連していますが、今回は他編から独立した話となります。多少被るところもありますのでご了承ください。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64791698/picture_pc_1a685eb5eda998d70abc01518624b3fe.jpg?width=800)
そもそも何故アフリカに行ったのかというと、実はポリプテルスという魚が見たかったからである。
ポリプテルスも例に漏れず、古代魚の一種。
硬い鱗と、多くの鰭を持つ不思議な魚。実物を見てみたい方はぜひ、近くのペットショップに行っていただきたい。そこには数百円~と比較的安価な値段で、養殖された様々な種のポリプテルスが売られている。
ただ、私としてはこの不思議な、そしてカッコイイ古代魚を是非とも生息地で見てみたかった。
そうしてはるか昔、まだ10代だった頃に勢いに任せてアフリカへ向かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1644823150722-sO7OwOfjyo.jpg?width=800)
なぜ初手でトゥルカナ湖に向かったのかといえば、ポリプテルス属最大種のポリプテルス・ビキール・ビキールという種がそこに居たからだ。
何なら1匹数十万円とかで輸入されることもあるので、いること自体は間違いない。
ただこの魚がいる場所は半端なく遠い。
トゥルカナ湖まではケニア入国から陸路なら数日かかる。最近は国内線のプロペラ機で一応トゥルカナ湖の近くまで行ける。
そこから先はまともな公共交通機関なんて存在しないので、本気で探そうとするならピックアップトラックを雇い、トゥルカナ湖を目指すしかない。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64792313/picture_pc_d01eb9074781aaf0582ea3e020e3f1ef.jpg?width=800)
ポリプテルスの写真を見せながら漁師に聞き込みを行う。緑の服がピックアップトラックのドライバー。彼は英語が話せるので、現地でのコミュニケーションは英語→スワヒリ語→トゥルカナ語みたいな通訳で行われる。
話を聞いてみると、どうやら北にいるらしい。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64792371/picture_pc_f80489ed9428bd4f34840cdb1557c51b.jpg?width=800)
北は紛争やってて危ないので、傭兵を雇う。
大体一人一日1000円くらい。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64792511/picture_pc_cf7cde111a9e1af741062ac38f6ca90e.jpg?width=800)
そんでもって、漁師に協力してもらいながらポリプテルスを探す。とにかく金がかかる。
日本で見繕ってきた予算が飛ぶように消えていく(笑)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64792634/picture_pc_41f7ecaf83fc8b0c1f9bdf7c6795fcd3.jpg?width=800)
実はポリプテルス自体はめちゃくちゃ近くにいた。
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