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Arim(ありむ)
2021年5月28日 00:27
雨の素足が降り立った地面に明日は小さな緑の靴下が編み上げられてあるらし鳥たちの伝言板 #Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩
2021年5月28日 00:26
雨の着地音に聞き入る自由の女神たちがひとつひとつ手にする楽器を鳴り響かせていく雨のオーケストラ #Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩
2020年5月14日 17:57
猫や鳥が、すぐ近くにいる人間とは違う時間を生きているのに地球の回転を一緒に歩く別の言葉を話しながら次々に咲く花のように時々、希望について話しかけて通り過ぎる #Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩
2020年4月20日 07:53
美しい羽はいつだってあなたのそばで羽ばたいていて羽音に顔を上げてみる朝… #詩 #現代詩 #Arimの詩 #イマジズムの詩
2020年3月5日 22:31
羽羽はね羽羽羽羽の音風は羽音必ず良い知らせが来るように羽羽羽羽羽羽羽羽の音が止まない風の音風が震わす声。羽羽はね #Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩
2019年10月19日 00:31
風が揺らしていく。大きな不安を取り除くように、葉っぱの上のゴミがほろっと落ちる。緑色ってどのくらい種類があるのかな、どこまで人間の目は識別できるのかな、と光の底を覗いて見たくなる。風が運んでいく時間に空色の舟に乗る。 #Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩
2019年10月18日 23:30
向こう側に置いてくる。うつせみはどちらだろうか。ここは、鏡の国と瓜二つ。敷居は高いよ。行きは低くて帰りは高い。だから、気をつけて。優しい言葉に気をつけて。甘い言葉に用心しながら、時には飛び越える。私が増える、あなたが増える。私の、あなたの、根が伸びる。繋がっていく根。根、根。黄泉の国、蠢く地下の国、羽ばたく地上の国。あなたの時間と私の時間。ここ。という
2019年8月17日 12:28
きっと きみの中にも私の中にも青空の成分が半分を占めている空に包まれていない日は1度もなくて、曇った日は、心に溜めた青空を覗き込む海も空の色を湛えている水中生物も、空を見上げている土の中では、夢見るものばかり、祖先から聞いた青空に会うために緑色の手を伸ばし。母の飲む水は青かった青空の記憶を遡り、生まれてくる子供の夢も鳥の羽に乗ってまだ見たことのない青い空を飛んで
2019年8月11日 14:38
日の翳りを知らぬような真夏の昼下がり鳥は緑陰に目をつむり梢を揺らす風を待っている人間の子供たちの声が響いている暑いことの意味も夜の意味も知らないまま猛スピードで駆け出して時の風になる #詩 #現代詩 #Arimの詩 #イマジズムの詩
2019年8月9日 23:52
未来ってどこから来るの、と空に聞いた。すると、すぐに風は未来を連れてきた朝咲いていた花が涸れてそこから新しい命の眠りが始まり虫の王国が賑わい雨がドアを叩き未来はここだよと皆が、告げていく風は、きみの手のひらに昨日今日明日の時の続きを手渡す生きているとは、命がいつも1秒先の未来を歩き出していること泣いても泣いても次を歩いていく未来はいつだって新しい夢が
2019年8月6日 21:47
どんな手紙?葉っぱから届いた手紙を読もうと、葉っぱの言葉を翻訳したくなったそのとき風には敵わない、と誰かの声がしたいえいえ、鳥には敵わない、とも聞こえてきて。さらに遠くの方で虫にはカナワナイわ、雨にはかないっこないよ、と。私は私の言葉で読み解いていく、と、葉っぱを手に取り小さく宣言してみるすると太陽が読み仮名をつけて通り過ぎて行った光の濃淡の角度は太陽の声。
2017年11月18日 05:30
水は、花になりたかった青々と草の繁茂する土にたどり着きでは、来てごらんと、木々や野草が水を思い切り吸い込み枝の先へ上昇させていったまもなく、水は白い花や黄色い花や青い花、赤い花と一緒に誕生し再び、青空を見上げた水は風になりたいと空に頼んだすると、ふっと力強い風が起きて水は、風の船に乗り込み波間を泳いだそのうち風の流線形を真似た羽が生えてきて水は鳥のように風を孕み
2017年11月14日 00:13
「夜のプリズム」Arim夜のプリズムは星に光を灯していく真っ暗な闇に誰かが置いていった割れたガラスの器球体は壊れて多面体になり、誰かの希望という名の落し物を集めるのだが何しろ器は割れているから自分一人にとどめておけず漏れ出る光が乱反射するのだ…日頃Twにては、時々140字以内の詩をUpします。今は休止中ですが、半年ほど前に #言の葉つづり というTw連詩を試