見出し画像

自己紹介はつづくよ、どこまでも

イベントオーガナイザーと言う仕事

そう、昨日一気に書き上げたけれど。
(いや、終わっちゃいないから
正確には書き上げた訳ではない)

気づけばクラバーからクラブイベントの
オーガナイザーとして認識されるように
なってた。

ちなみにオーガナイザーって?
ネット上で検索すると…
「オーガナイザー」と同じく、「イベントなどの企画者」という意味で使うことができる「プロデューサー」です。 ただし、「オーガナイザー」は「資金などの提供も行っている最高責任者」であり、「プロデューサー」は「その部下」にあたります

ですって。
確かに!!
最高責任者そうね、そうだった。

好きなイベントの雰囲気企画して
そこに合う、自分の好きな主演者に出演依頼して
告知活動して当日はイベント内の状況把握と
盛り上げ隊長。
シビアなところで金銭面。色々あった。
大きなトラブルはなかったけれど悩むことはあったよね。

当時はインディーズファッションブーム、
カリスマ美容師、原宿キッズ、サイバーファッション
その辺が全盛期でクラブでもしょっちゅう
ファッションショー等が行われていて華やかだった。

渋谷PARCOのクアトロがインディーズファッションの
聖地のひとつでもあった。
私も通っていた。通っていたと言うよりは
クラブと同じでふらっと遊びに行くと誰かに
会えた。

そしてデザイナーやショップスタッフに
ショーモデルをやらないか?と声を掛けられる。
「面白そう!やる!」と即答。

お気に入りのブランドの洋服を着て
ランウェイを歩くって想像するだけで
ウキウキする。
そんな事が気軽に出来るなんて。

いくつかのファッションショーに参加
しているうちにまた自分の中の
「やりたい」発動。
モデルじゃなくてショーを作る側。

そんな事を言っていたらクラバー仲間の
一人が自分の所属するアパレルブランドの
イベントをやりたいのでオーガナイザー
(実際はプロデューサー)として入って
欲しいと言ってきてくれたのだ。


やるからにはやりたい事みんな詰め込んじゃ
おう!とニヤケ顔が止まらなかった。

だって原宿に路面店もあり、渋谷新宿等々の
ファッションビルにも入ってるブランドだったの。

事務所に通いつめ、策を練る日々。
ショーモデルは本業のモデルにプラスし
今で言うインフルエンサーやシークレットゲストに
芸能人・アーティスト。
スカウトにアポ取り。

ファッションショーも歩くだけじゃない。
ショーに出る人が生演奏したり
ヘアメイクショーも繰り広げたり。

ツンとして洋服を見せるスタイルも
せっかくクラブでやるので
躍動感のある感じにしたくって
踊り歩いたり、跳ねたり舞ったり
その服を着て踊れる楽しさを表現した。

DJ・VJはもちろん、私のイベントに出演して
くれている仲間たちと当時、この人が回せば
とにかく人が来る!と言う面々。

いつもは100~200人で勝負している私が
1000人クラスに挑戦。
ブランド名を押し上げるチカラにならなきゃ!!

当日はオーガナイザーを務めながらも
ショーモデル&ヘアメイクショーモデルなんかも
やって楽しみまくった。

楽しいは伝染する。

お客様の笑顔、驚く顔。
とっておきの人に会えた喜び。
ありがとう。

明け方、受付に呼ばれ動員数を確認する。
1000人超えてた!!
一晩で1000人だよ?1000人。
泣いたよね。

クライアントを盛り上げられた喜び。
自分の好きが誰かを幸せにした喜び。
仲間と作り上げた喜び。
ありがとうってどれだけ言えたかな。
伝えきれたかな…。

ひとつ成功させると
リターンは大きい。
そうかこれが実績になるんだね。
数も大きいので拍車がかかる。

だけど想いはどこまでも変わらない。
そう、好きなモノを集めてみんなにも
知って欲しくってお披露目する気持ち。

笑顔になる空間。
解放区を作ってる実感。

老若男女・ジェンダーレス。
20年以上前の話。


先日、久々に野外のクラブイベントに
出掛けた。

そうしたら懐かしい顔に出会って。
更には「ARiさんですよね?
パーティー行ってました!!」だなんて
こんなに長い時を経ても覚えててくれる
なんて幸せすぎる。

単純に嬉しかった。
思い出に浸ってなんどもニヤケた。

自分の好きがカタチになるって
仕事になるって最高だ。

まだまだ幾らでも思い出話も作品もあるけど
このネタはこの辺にしましょう。

さてお次は何の話?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?