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一日一首

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2022年1月の記事一覧

一日一首

一日一首

冬空をいつも見上げて探しましょう狩人に添うわたしの天狼

星座はオリオン座しか見つけられない人間です(笑)だからこそいつもオリオン座とそれを取り巻く星々が私に近づく冬の空が好きです。

一日一首

一日一首

見渡せば等間隔の植えられたにんじんの子ら春を夢見て

一日一首

一日一首

雲がかり照日は見えず路ひとつ継ぎて咲く花梅を待つ日々

一日一首

一日一首

迷い路(みち)行きつ戻りつ走りつつ気づけばここは万葉の小径

ランニング中の風景(実話)

一日一首

一日一首

音を吸う雪音立てる雨源(もと)を正せば同じ水成る

一日一首

一日一首

桜の木凍てつく風にせかされてふた月早く白い花咲く

私の住む地方ではすごい雪です(笑)。こんな雪降ることあるんだ、っていう。早めに桜が咲いたんだと,前向きに捉えることにします。

一日一首

一日一首

山開き宅地となった高台の上から見える夕どきのあかり(1/20)

地元でランニング中に、山を削って作られた新宅地にふらりといきました。私が小学生の頃にはなかった宅地。いやぁ、えらい知らんうちにこんなん出来てんねやなぁ,と思いつつ走っていると、開けた場所に出ました。そこで記念に撮影した写真です。

この風景を見て,何となく思い出したのが仁徳天皇の御製歌
「高き屋にのぼりて見れば煙立つ民のかまどはにぎ

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一日一首

一日一首

まったくもって、一日一首とはなっておりませんが、今日からまた再開したいと思います。とりあえず新年明けてから書き溜めたものをこちらで共有します。

前髪をかき分け刺さる向かい風開けた目の端に走り去る君(1/12)

朝夕に鏡を見てはもの思う人の瞳に映る姿を(1/13)

テスト終わり疲れた顔の弟と家族と囲むもつ鍋の味(1/16)

理を求め論じることを厭わずに己を、嘘を、えぐり出さんと(1/17)

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