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一日一首

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2021年7月の記事一覧

一日一首(一三日目)

一日一首(一三日目)

背を丸め右手すべらし文字踊る君の横顔毛先が隠す

一日一首(一二日目)

久しぶりの投稿です💦
本当は先週の七夕に合わせて作ったんですが、一週間延びてしまいました。

心中にくすぶる煙短冊の陰に溶かして問われもすまい

一日一首(十一日目)

母親のなさけの泥土に咲く菊は十日過ぎても枯れずじまいに

↓述懐 
 三島由紀夫の戯曲の中でも「十日の菊」と「朱雀家の滅亡」はあまりにもやるせない。女の深情けが、人生至上の瞬間を汚したのが前者、汚し損なったのが後者、というのが私の捉え方です。

 我が身を振り返ると、確かに母親のような情けでもって通してはならない筋を通したことがあります。性別で語るのは嫌がられるかもしれませんが、「女性的な」愛とい

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一日一首(九日目)

過去作改変

裾の端(は)にお馬が通る気がつけば一人の少女の終わり始まり