知り合いのいない街に引っ越した。
去年の夏前に転勤で仙台に引っ越した。
知り合いのいない街。
初めていく街。
引っ越し自体したことないから、何もかもが初めて。
知り合いのいない街に来て半年以上経った。
寂しさがないと言ったら嘘になる。
休みの日に、仕事終わりに知り合いに会うという選択肢がまず無いのだ。
そこまで人と会う方では無いが、会える選択肢があるのと皆無なのは別世界だ。
かと言って、新たなコミュニティを自ら作りにいくほどの人間でない。
街に出れば1人の方が目立つ。
急に取り残された気になる。
1人でいた人が1人でいるのだから何の変わりもないはずなのに。
人に会わなくなったことで、人に会うことの価値が変わった。
人に会う時の嬉しさが増した。
仙台まで会いに来てくれた人は一生大切にしていこうと思う。
一方で、僕に大切な人にも寂しい思いをさせていることを深く感じる。
申し訳ないことをしている。
自分勝手な人間だ。
この気持ちは大きな恩として返していこう。
大きな大きな力が必要だ。
大きな力のために、知り合いのいないこの街で生きていこうと思う。
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