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扱い方なのか…

うるひと003

「つくるひと」からのバトンが来ましたが、悲惨な壊れ方ベスト3でも充分に大阪湾に沈む気が…(笑)

販売した椅子が壊れた時に始めにお客様との間に入り原因を何処まで判断出来るかが非常に難しい。所有物が壊れる訳ですから当然ご立腹で上手くヒアリング出来ない事もあり悩ましい事もあります。

「つくるひと」も言っている材選びの問題や、構造的欠陥、製作過程での過失のほか使用状況が原因の多くを占めた時にどうするべきかが「うるひと」を悩ませます。

よくあるのは、何方もご経験あると思いますが座っている際無意識に前脚を浮かせ背脚2本に体重を掛けてしまう動き。勢いよく後ろへ転んでしまう事も有りますが、下手に耐えてしまうとより力が掛かり背脚にダメージを与えたり、正体へ戻る際に一気に前に力が掛かり背脚と幕板の接合部にダメージを与えることになってしまいます。

厳密に言えば椅子の通常使用の範囲を超えていると思いますが、無意識に取ってしまう姿勢だったりもして中々過失という理解が難しいのが実情です。

どの動きまでを想定して椅子作りを行なっていくのか。目安として強度試験に掛ける事もありますが絶対の印籠ではありません。「つくるひと」はどの辺りまでをイメージしてるんですかね?

つくり手とうり手が同じ方向を一緒に見れるかって凄く大事なことだなあと日々痛感しています。





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