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【メンタル】いちいち絡んでくる人

こんばんは。

皆さんの周りにもいないでしょうか。ことあるごとに、難癖をつけてくる。どうでもいい事を、ドヤ顔で指摘してくる。そのくせ人の話は聞かず、何度も同じことを聞いてくる。何度説明しても、分かったような顔をしながら全然理解していない人たち。

ぶっちゃけ私もあまり優秀な人材ではないので、こういう厄介な社員が流れ着いてくる職場であることが多かったです。長年、こういう先輩たちに悩まされた私から、いちいち絡んでくる人の特徴と対処法をご紹介します。

これから成長されていく若い皆さんの、ストレス緩和に少しでもお役に立てれば幸いです。

なんで、いちいち絡んでくるの?

こちらは1ミリも興味がないのに、いちいち絡んでくる人たち。しかも、人をイライラさせる天才。どこの部署にもいるのではないでしょうか?そんな彼らの特徴をご紹介します。皆さんが思い浮かべるあの人には、いくつあてはまるでしょうか?

1.暇な人

 優秀な人ほど仕事が集まってくるので忙しい人が多いですが、いちいち絡んでくる人は、基本的に時間を持て余しています。そのため周りの人に絡むのですが、面白いネタやアドバイスするようなスキルもないため、どうでもいい事を指摘したり、ネットで聞きかじったネタを喋り続けます。

2.自尊心が低い人

 他人を指摘して気持ちよくなることで、自尊心を満たす人がいます。この手の人は、指摘する行為自体が目的なのでそれが有益であるか、正しいかといった事は二の次です。間違いを指摘しても、そもそも理解する気がないので話が堂々巡り。相手にするだけ、時間と労力の無駄です。

3.優秀だと勘違いしている人

 一番厄介なのが、良かれと思っている人。「優秀な自分が、素晴らしいアドバイスをしてあげているのにどうして聞かないのか?」と、本気で思っているパターンです。特に、社歴が長いわりに全く出世していない人によくあるパターンです。実績が残せない分、形だけでも上に立ちたいのでしょう。

こういう人の特徴

 分かり切っていることを、自分の発見かのように雄弁に語り、数分で終わる話を延々と議論して頭良さげに語ったりしますが、話すたびに言うことが変わりますし、こちらの話どころか自分の喋ったことすら覚えていません。そして何より、自分の責任で何かをしようとは、絶対にしません。

 新しいことにチャレンジして失敗すると、メッキがはがれて周りにマウントが取れなくなるからです。分かり切ったありがたいご指摘をくれる割に、自分では絶対に動かず周りへ指示することで自尊心を満たしています。自分の仕事や雑用を年下に押し付けるのが、年長者である自分の役割だと思っているのでしょう。

皆さんの会社にも、いるのではないでしょうか。

じゃあ、どう対処したらいいの?

厄介な人たちに、不幸にも絡まれてしまった場合。無駄な時間をとられるだけでなく、イライラさせられることで生産性が落ち、ストレスもたまります。正に害悪でしかありませんが、あなただったらどう対処しますか?

1.理解しようとしない

 こういう人たちは、「会社を良くしよう」とか「顧客に貢献しよう」、「
サービス品質を良くしよう」などとは微塵も考えていません。どうしたら自分が気持ちよくなれるか、自分を凄そうに見せられるかに全力を注いでいます。そもそもの目的が違うので、理解しようとしても意味がありません。

2.説得しようとしない

 真面目な方は間違った認識を正したり、より良い提案をしてあげるかもしれません。しかし、それは逆効果です。彼らは、自分の自尊心を満たすために「無駄な指摘」を繰り返し「無駄な作業」を押し付けているだけです。
 彼らが自分より下だと見ている相手から説得などされようものなら火に油を注ぐようなもの。彼らの行為がヒートアップするだけ。絶対に、説得しようとしてはいけません。

3.うまく利用する

 一番良いのは、うまく利用することです。彼らの最大の弱点は、自尊心が低いくせに高いプライドを持っているという点です。彼らの目的が「自尊心を満たす」である場合、その自尊心を満たしてあげればいいのです。
 どうしようもなくくだらない指摘(揚げ足取り)や、言わなくてもわかり切ったアドバイスをしてきた場合、いつもより大げさに「すごいですね!」「さすがですね!」と褒めたたえましょう。相手が気持ち良くなってきたところで「さすが〇〇さん、じゃあ後はよろしくお願いします」と、さりげなく相手に押し付けてしまいましょう。

4.無視する

 それでもどうしようもない強敵だった場合。そいつには愛想笑いすら生ぬるいです。徹底して無視し続けましょう。中には、相手が反応するのが嬉しくて絡んでくる子供みたいな大人がいます。無表情で、パソコンモニターだけをみて淡々とキーボードをたたきましょう。ため息をつきながら、いつもより少し強めにキーを叩くのがポイントです。

いちいち絡んでくる人の心理

 どうしようもない絡み方をしてくる人達は、あなたに劣等感を感じています。どうでもいい人であれば、いちいち絡んできませんよね。その証拠に、社内での職位が上がるほど、長年くすぶっている「元先輩」だった人達からのありがたいお言葉が増えていきます。「出世税」とでもいうでしょうか。

 こういうやっかみが完全に消えることはありませんが、あなたが出世して地位が上がることで、「ありがたいお言葉」のボリュームも下がっていくことでしょう。山を登りもせず偉そうに登山を語る老人は放っておいて、さっさと山を登ってしまいましょう。そして、下山した際にこういうのです。「とても素敵な景色でしたよ。どうして御覧になられないのですか?」

 老人が、とある山の麓で訪れる登山家にありがたいお言葉をかけ続ける中、あなたはどんどん新しい山に挑戦し、上り詰めるだけでいいのです。

最後に

 世間に「老害」という言葉が生まれて何年も経ちます。それだけ、優秀な若者が増えている証拠だと思います。一方で、学ばない老人も増えているのかもしれません。

 古代ギリシアの哲学者、ソクラテスの言葉に「無知の知」というものがあります。人は、自分に足りない部分を補うために学び続けます。そのためには、自分が足りない人間であることを認めることが必要です。他人を見下して自尊氏を満たしている人たちは、永遠と出世することはないです。

 年を重ねると実感しますが、優秀な方ほど腰が低いです。若いうちは、自信にあふれている人が優秀に見えますが、できる人間のふりをしてメッキを重ね続けるか、常に謙虚な姿勢で学び続けることで成長できる大人になるか。前者は、自分が成長しないばかりか世間からの信頼をも失い続けます。

 後者は一見地味ですし、働きながら学習し続けることも簡単ではありません。ただ、日々学び続ける事こそが、唯一人が成長できる方法なのです。簡単にメッキをかけて一時の自尊心を満たしても、空しいどころか不幸としか思えません。皆さんが入社した会社で、もしもこのように面倒な人に絡まれたら「かわいそうな人なんだな」と思って、うまく利用してあげてください。決して、みなさんが気を病む必要はありませんよ。

それでは!

追記
 ちょうど良い動画がUPされておりましたので、よろしければリンク先の動画もご覧くださいませ。

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