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自分の立ち位置と傾向の確認:模擬試験を受ける理由⑤【宅建士合格への道のり15〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

模擬試験を受ける理由(今週のテーマ)

  1. 本番を想定したテスト演習

  2. チェックポイント、中間点としての利用

  3. 復習して実力アップ

  4. できないことの確認≠できることの確認

  5. 自分の立ち位置と傾向の確認

模試が返却されてからできること

模試が返却されてからできることがあります。解答解説があるので、受験後すぐにでも復習をすることが出来ますが、模試の結果が出ると判定や自分の立ち位置、正答率に基づいた復習が出来ます。宅建士の合格は相対評価で行われるので、模試で他の人が正解した問題をいかに落とさないかがポイントになります。逆に、他の人も間違えているような正答率の低い問題は落としても気にしてはいけません。正答率70%までの問題は確実に正解しておきたいところです。プラスαで正解を積み上げることができれば合格は確実になります。
また、予備校が問題に設定した難易度と正答率が異なっている問題がありますので、結果を見て正答率が高ければ難易度が高い問題でもできるようにしておいた方が良いかもしれません。しかし、直前期に受ける模試については、正答率が低い問題は無視してしまっていいと思います。

高得点取得者へ推測と注意

あくまで試験の合格という目的は見失わないようにしてください。模試の中で満点近い点数をとっている超上位者は、個人的に相手にする必要はないと思います。これは推測ですが、満点近く取っている人は、法律の素養がある人やより上位の資格を目指して宅建士試験をステップアップの材料にしている人だと思います。よって、そのような人とは争う必要はなく合格点を見据えた学習を地道に積み上げていくことが大切です。
私も模試で点数が取れた時は、さらに高みを目指して民法の難しい分野に手を伸ばすことも頭をよぎりましたが、間違えた問題も見てみると基本問題で落としている問題もあったので、より基礎力を高めることにしました。使用していたテキストをさらに極めることに注力し、無駄な失点はしないことに力を注いだ結果として合格できたと考えています。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。皆様の学習の参考になれば幸いです。前回までの記事はこちらになりますので、ご興味があればお読みください。先週のテーマは、「合格までの計画は逆算思考」となります。

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