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《イベント紹介》『けんちゃんのもみの木』朗読イベント開催 「タイムマシンレター」体験も@大田区長原

 この記事は、「宣伝会議 編集・ライター養成講座」の”地域経済新聞の記事を書く”という課題で提出したものを掲載しています。インターネット新聞の記事だと思って読んでもらえたらうれしいです。

 

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 大田区長原にあるレンタルスペースもなりざ邸(大田区上池台1)で2022年1月28日、日航機墜落事故の遺族会事務局長の美谷島邦子さんをゲストに迎えたイベント、「Chatty+読んで・語って・想いを綴ろう、けんちゃんのもみの木とタイムマシンレター」が開かれる。主催は、大田区の区民活動団体Chatty+(チャッティープラス)。

 今回のイベントを企画したのは、孤立した子育てをなくすことをテーマに活動しているChatty+(チャッティ―プラス)。「モヤモヤママのための座談会Chatty+Room」を定期的に開催し、育児に悩む母親達に、安心して心の内をアウトプットできる場と、対話による気づきを提供することで、「自分らしく生きたいママ」を応援する団体だ。

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写真(左から):渡辺瑞季さん、美谷島邦子さん、永江寛美さん

 同イベントでは、絵本作者でもある美谷島邦子さんが絵本『けんちゃんのもみの木』を朗読する。子育て中にがんを患った経験をもつ永江寛美さんが考案した手紙「タイムマシンレター」を書く、ワークショップも。

『けんちゃんのもみの木』は、当時9歳だったわが子を墜落事故で失った美谷島さんが、その経験をもとに35年の時を経て出版した絵本である。Chatty+共同代表人の渡辺瑞季さんは、地元で開かれていた原画展でこの絵本を知り、もっと多くの方に知ってほしいとイベントを企画した。「私にも娘が二人いるのですが、いのちについて正面から向き合う機会となりました。いのちがあることそのものが尊いことだと、励まされた絵本です」と話す。

「タイムマシンレター」とは、がんを患ったことで、自分の「いのち」に向き合い、大切な人の未来に向けてたくさんの手紙を書いた永江寛美さんによって製作開発されたお手紙セット。『けんちゃんのもみの木』朗読を受けて参加者がワークショップを体験する。

タイムマシンレター(イメージ)

永江寛美さんによるタイムマシンレター

 主催者の渡辺さんは、「Chatty+では、じぶん自身の想いに向き合うこと、それを言葉にして、誰かに伝えることを大切にしたいと考えています。このイベントでは、絵本を味わい、語って、感じて、書き綴るを一緒にやってみたいです」と企画への熱い意気込みを語る。

 イベントは午前10時から正午まで。参加費は、1,000円。絵本『けんちゃんのもみの木』を事前購入し持参することをおすすめしている。定員は10人。1歳以上の子連れは要相談。予約は専用フォームへ。

イベントの詳細はこちら>>

大田区の区民活動団体Chatty+(チャッティープラス)の公式サイトはこちら>>



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